「1% for Art」展概要
香港をベースとするDesign PierはDESIGNART TOKYO 2019とのコラボレ一ションにより、今回のメインイベントである「1% for Art」のキュレーションを行い、アジア各国のデザインスタジオによる多様でクリエイティブなデザイン作品を北青山のワールドで2019年10月18日から10月27日まで展示する。本展はアジアにルーツを持つ、オルタナティブな"デザイン思考(design thinking)"によってもたらされる国際的なデザインの変遷を反映した対話を提示するものである。
従来のアジアのデザインは保守的でリスク回避的なものであったが、新しい世代は、自分独自のデザイン思考を刷新し、再発見し、そして独自のデザイン思考を作り出すことに意欲的だ。新しいアジアのデザイナーは、進んで自らの伝統を受け入れ、大胆にそれをオブジェクト化/作品化している。 彼らの作品は各々の文化の強い影響力を示している。
それと同時に、欧米のデザイナーは単なる模倣にとどまらず、アジアの様々なデザイントレンド哲学と姿勢を純粋に自分の作品に取り込むか、アジア人デザイナーと協力しながら、新たなデザイン思考に影響を与えている。本展は上述のデザイン思考を垣間見られる展示内容となっている。
出展者:
A Space, Alvin T, Apical Reform, Bingqui Lee, Coalesce, Gabriel Tan, H220430, Hans Tan, Jarrod Lim, Jatra, Karina Sukar, Masaya – Apiwat Chitapanya, Nissa Kinzhalina, Shigeki Yamamoto, Studio Juju, Teerapoj Teeropas, Tiffany Loy, Vu Hoang Anh
DESIGNART TOKYOについて
「DESIGNART TOKYO」は2017年以降、毎年秋にされるデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からアート、インテリア、ファッション、テクノロジーなど様々なジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩な作品を発表するデザインイベント。
Design Pierについて
香港をベースとするDesign Pierはキュレーションを行うデザイン会社。キュレーションされる展示、講演、イベント、パートナーシップを通じて、アジアのデザインシーンに新しい側面と新しいフレーバーを加えることを目指す。
イベント概要
タイトル | 1% for Art |
会場 | ワールド北青山ビル |
住所 | 東京都港区北青山3-5-10 |
会期 | 2019年10月18日〜10月27日 |
時間 | 10時〜19時 |