WORKとLIFEを最大限に楽しむクルマ「mobilica」誕生

オフィススペースのリノベーションを手掛けるコスモスモアは、好きな場所へ移動しながら車内外で快適に働くことができるワーケーションカー「mobica(モビカ、以下mobica)」のカーシェアリングサービスを開始する。本商品は、市販車をワークスペースに架装したもので、ワーケーション需要の高まりを見せる昨今、自分のお気に入りの場所でより自由に自分らしく働くための働き方を提案したいという想いから誕生した。カーシェアリングサービスの開始は2023年からを予定している。

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左:mobica完成イメージ、右:mobica車内イメージ

輝くように生き生きしている状態である“ウェルネス※1”の考えの元、「もっと自由に、より豊かに。」働く場所も好きな場所を気軽に選んでほしい。いつもの仕事を、好きな時に好きな場所で。そんな想いから30年以上働く場について考えてきたコスモスモアが、不動産から移動できる可動産※2に視野を拡げ、mobicaを使った新しい働き方・ライフスタイルを提案する。車両にはソーラーパネルを搭載し、必要電源やプライベートスペースの確保が可能な為、災害などの有事の際は個室避難所としての提供も検討している。

※1: 健康を身体の側面だけでなく、より広義に総合的に捉えた概念。米国のハルバート・ダン医師が『輝くように生き生きしている状態』と提唱したのが最初の定義とされている。

※2 :土地及び土地に定着したものが「不動産」と表現することに対し、移動できるものを「可動産」としている。adf-web-magazine-mobilica-cosmosmore-9

mobicaの特徴

mobicaの車両は、ハイエース(TOYOTA)とN-VAN(Honda)を架装した2種類展開。どちらの車両も業務や気分に合わせて自由に働くスペースを選び、カスタムできる仕様となっている。集中したい時は車内のデスクで、気分を変えて作業したい時は車両後方部を使って外で作業するなど、バリエーション豊かに多彩な働き方が可能だ。

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バリエーション例:スタンダード。バックドアを開けて開放的な景色を見ながら。

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バリエーション例:リフレッシュ。気分を変えたい時は立ちながら作業。

電源、Wi-Fi完備!車内でも快適に働ける電源・ネットワーク環境

車内にはコンセントやUSB電源が搭載されたポータブル電源を積載しているほか、ポケットWi-Fiも完備。車内でも快適に仕事ができるよう、電源・ネットワーク環境を整えている。

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バリエーション例:フォーカス。1人で集中したい時やオンラインミーティング時は、車内のデスクで。

外でものびのびと会議ができる、アーム式PCモニター

車両後方部にはアーム式PCモニターを搭載。車中でモニターに映してのPC使用は勿論のこと、アームを外に向けて伸ばせば複数人での打ち合わせやTV会議をすることができる(アーム式PCモニターはN-VANタイプのみ搭載)。

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バリエーション例:アクティブ。車両後方部に搭載のアーム付モニターを使って、屋外でオンライン打ち合わせ。

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バリエーション例:コミュニケーション。個室のように使える車内は同乗者との作業も可能。

車中泊も可能!椅子を倒せば出現するベッドスペース

シートを倒してフルフラットにすれば、ハイエースタイプは大人2名、N-VANタイプは1名身体を横にできるベッドスペースが出現する。脚を伸ばして楽な姿勢で仕事をすることも、寝転びながらの作業やちょっとした仮眠、就寝も可能。

推薦乗車定員

ハイエース:3名 N-VAN:2名

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バリエーション例:リラックス。シートをフルフラットにして、脚を伸ばして楽な姿勢での作業も可能。

コスモスモアについて

コスモスモアは、リクルートグループのリフォーム事業を担う会社として1990年に設立。その後、親会社のコスモスイニシアと共に2013年に大和ハウス工業のグループ企業となった。働く場をつくるオフィス事業や総務アウトソーシング事業、リノベーションをはじめとする建築事業などを展開している。