未来志向の都市と持続可能な成長へのマレーシアの取り組みを再確認

アジアを代表する建築ビジネスイベント「ARCHIDEX 2026」が、2026年7月29日から8月1日まで、クアラルンプールのマレーシア・インターナショナル・トレード・アンド・エキシビション・センター(MITEC)で開催されます。本イベントは第25回目を迎え、「The Bold Future」をテーマに、建築および建設環境分野における革新と協働を促進する場として位置づけられています。NPO法人青山デザインフォーラム(ADF)は、メディアパートナーの1社としてこのイベントをサポートしています。adf-web-magazine-archidex-2026-1

業界の成長を反映する戦略的な展開

ARCHIDEX 2026はマレーシア建築家協会(Pertubuhan Akitek Malaysia|PAM)とC.I.S Network Sdn Bhdの共同主催により開催されます。建築家、デザイナー、デベロッパー、エンジニア、メーカー、政策立案者など、建築・建設分野に関わる多様な専門家を結ぶ中核的なプラットフォームとして機能してきました。今回は会場をMITECに完全統合し、展示規模と構成を拡張。展示面積は約37,000平方メートルに拡大され、約20の国と地域から900社の出展、40,000人の来場者が見込まれています。2025年にはKLCC単独会場で36,800人が来場しており、ARCHIDEXが地域において高い影響力を持つイベントであることが示されました。adf-web-magazine-archidex-2026-3

専門的対話とデザインリーダーシップの中核

ARCHIDEXはクアラルンプール・アーキテクチャ・フェスティバル(KLAF)の主要な構成要素として位置づけられています。PAM主催のDATUM Conferenceをはじめ、展示と並行して行われる専門的なカンファレンスやフォーラムを通じ、建築における知的交流と業界対話の場を形成しています。adf-web-magazine-archidex-2026-2

展示会場を越えて都市へ「Kuala Lumpur Architecture Week」

展示会場外では「Kuala Lumpur Architecture Week(KLAW)」が開催されます。建築、アート、ヘリテージを軸に、市内各所でインスタレーションや文化プログラムが展開され、来場者と都市の文化的文脈をつなぐ試みが行われます。KLAWは、観光やクリエイティブエコノミーの活性化にも寄与する取り組みとして位置づけられています。

専門ゾーンと包括的なプログラム

ARCHIDEX 2026では、「Digital @ ARCHIDEX」「A Hospitality Anthology」「World of Works」「FENESTEX」など、分野別に構成された専門ゾーンが展開されます。加えて、Biz Talk、フォーカスフォーラム、バイヤープログラム、ARCHIDEX Star Awards、ARCHITALENTなど、多層的なプログラムを通じて、商業と知的交流の両面を支えます。

ARCHIDEX

ARCHIDEXは2000年に設立された、アジアを代表する建築ビジネスイベントです。PAMとC.I.Sの共同主催により、KLAFの一環として開催され、戦略的な展示会とDATUM建築会議を融合させた構成を特徴としています。フォーラム、トレードトーク、業界ミーティング、ビジネスマッチング、ネットワーキング、アワードなどを通じ、建築・建設分野における協働と革新を促進しています。

C.I.S Network Sdn Bhd

C.I.S Network Sdn Bhdはマレーシア・クアラルンプールを拠点とする展示会主催企業です。Concept、Innovation、Strategyを理念に掲げ、ARCHIDEXをはじめ、HOMEDEC、RiX、ITEX、ENGINEER、MARVEXなど、地域を代表するビジネスイベントを手がけています。

Pertubuhan Akitek Malaysia(PAM)

PAMはマレーシアを代表する建築家の職能団体です。1923年に設立され、1967年に現名称で登録されました。現在は国内建築家を代表する専門機関として、建築文化と職能の発展に寄与しています。