テーマは「COLOR」ゲスト審査員にヴィヴィアン・サッセン
“LIVING WITH PHOTOGRAPHY”をコンセプトに、アマナが雑誌、オンラインなど多角的にアートフォトを発信する『IMA』がオンライン写真コンテスト「IMA next #19」の応募作品を2021年1月18日(月)から2021年3月18日(木)まで募集中。
「IMA next」は、次世代の写真家を発掘し支援するオンラインによるグローバルフォトコンテストとして、2019年6月にスタート。毎月ひとつのテーマを掲げ、プロ・アマ問わず、広く作品を募集して、月ごとに変わる国内外の多彩なゲスト審査員が独自の目線で優れた作品を選出。第19回目となる今回は、ファッションからアートまで多方面で活躍するヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)を審査員に迎え、彼女の作品において最も特徴的な要素である「COLOR」をテーマに作品を募集する。
毎日意識せずとも目に入る数々の「COLOR」
日々の生活において色(color)は、見る者の心に深く残る。写真が発明された当初は叶わなかった色彩の描写が、いまやテクノロジーの進歩によって現実の世界よりも鮮やかな色を生み出せるようになった。カラーパレットとしての表現領域が広がったことで、雨上がりの虹や森を彩る秋色、顔を赤らめる恋心、たった一瞬の儚い色をも写真で捉えることが可能。
募集テーマ:「COLOR」
審査員は、鮮やかな色彩とグラフィカルな構図で、アートとファッションを横断する写真家ヴィヴィアン・サッセン。色のコントラストを表現したり、あるいは色を用いないことで逆にそれを感じさせたりと、写真のあらゆる可能性を引き出す「色」という要素は、希望やエネルギーを感じさせる一方、不安や悲しさを与えることもある。使い方次第でさまざまな感情や心象をかきたてる可能性のある「色(color)」で何を表現するか。
審査員プロフィール: ヴィヴィアン・サッセン Viviane Sassen(写真家)
1972年、アムステルダム生まれ。幼少期をアフリカで過ごし、ユトレヒト芸術大学、アーネム芸術アカデミーでファッションデザインと写真を学ぶ。その後、ファッション写真家として『Purple』『VOGUE』『Dazed &Confused』などの雑誌で活躍するほか、Miu Miu、ルイ・ヴィトンほか数々のファッションブランドのキャンペーンビジュアルを撮影。2011年にニューヨーク近代美術館の「New Photography」展に参加。同年、ニューヨーク国際写真センターの「Infinity Award」ファッションフォトグラファー部門を受賞した。2013年に第55回ヴェネチア・ビエンナーレ「The Encyclopedic Palace」に出展し、2015年にはドイツ証券取引所写真財団賞にノミネートされた。主な作品集に、『Flamboya』(con trasto、2 0 0 8年)、『Parasomnia』(Prestel、2011年)、『Umbra』(oodee、2014年)、『Pikin Slee』(Prestel、2014年)、『Of Mudand Lotus』(アートビートパブリッシャーズ、2017年)など。