「食」をテーマに、「食べること」や「共に生きること」を考える

TOPコレクション 明日の食卓」展が、東京都写真美術館で2026年7月2日(木)から9月21日(月・祝)まで開催される。「TOPコレクション」は本美術館が収蔵する約39,000点の写真・映像作品を様々な切り口で紹介するシリーズで、今回は「食」をテーマに、食事にまつわる記憶や人とのつながりや現在私たちが置かれている環境や高齢化、孤食等の社会問題への問いを浮かびあがらせる。本展は4章より構成され、島尾伸三、野口里佳、潮田登久子、原美樹子、川内倫子、奈良原一高、山田實、竹谷出(たけや・いずる)、宮本隆司、宮崎学、土田ヒロミ、楢橋朝子、岩井優(いわい・まさる)、折元立身(おりもと・たつみ)の14名の作家の作品が約70点紹介される。

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原美樹子〈発語の周縁〉より 2004年 発色現像方式印画 東京都写真美術館蔵

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島尾伸三《おやつ/求められていなかったのに、その気で、》〈生活 1980–85〉より 1980–1985年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵

本展のみどころ

「食」をテーマにした写真・映像が、第1室「あのとき、あの食卓で」、第2室「食と地域のあいだに」、第3室「環境のなかで」、第4室「明日の食卓」という4章から構成。家族や自分自身の食卓の記憶、土地や環境の歴史、社会問題、食卓を軸としたコミュニケーションについて考察する。夫婦である島尾伸三・潮田登久子による家族の風景を写した作品、人間社会の影響を受ける動物たちの生態を活写した宮崎学、食事が他者と時間や空間を共有する行為であることを示した折元立身の作品などが並ぶ。また、展覧会関連イベントに料理研究家の土井善晴を迎えたトークイベントも予定されている。

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川内倫子〈Cui Cui〉より 2005年 シングルチャンネル・ヴィデオ(223点のスライド) 作家蔵

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潮田登久子《東京都目黒区》〈冷蔵庫〉より 1986年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵

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奈良原一高《浅草》〈ポケット東京〉より 1993–1996年 発色現像方式印画 東京都写真美術館蔵 ⓒNARAHARA IKKO ARCHIVES

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山田實《手をつないで 糸満漁港》 1960年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵

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宮崎学《捨てられたスイカの山に群れるイノシシの家族》〈アニマル黙示録 イマドキの野生動物〉より 1993–2012年 インクジェット・プリント 東京都写真美術館蔵

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折元立身《500人のポルトガルのおばあさんのランチ(記録映像):サンベント・デ・カストリス修道院(ポルトガル、エヴォラ)》 2014年 シングルチャンネル・ヴィデオ 個人蔵 ©ART MAMA FOUNDATION

「TOPコレクション 明日の食卓」展 開催概要

会期2026年7月2日(木)~9月21日(月・祝)※毎週月曜日休館、月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日は休館。
時間10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで。8月6日(木)~28日(金)の木・金曜日は夜間特別開館のため21:00まで開館
会場東京都写真美術館 3階展示室
料金一般700円、学生560円、高校生・65歳以上350円
URLhttps://tinyurl.com/mpa6534n