マティスやクレー、デュシャンなど20世紀美術の巨匠から、リヒターやティルマンスなどの現代美術、ル・コルビュジエやカーンら建築家の作品を展示

窓展: 窓をめぐるアートと建築の旅」が東京国立近代美術館にて2019年 11月1日から2020年2月2日まで開催されている。窓というものは暮らしにとって欠かせない身近なもの。これまで多くのアーティストや建築家が、窓からインスピレーションを得て作品を作ってきた。それは窓がアートと同様に、生活世界という日常の中に新しい世界の眺望を切り開いてくれるものであるからだ。マティス、クレー、デュシャンなど 20 世紀美術の巨匠から、リヒター、ティルマンスなど現代美術の巨匠、そしてコルビュジエ、カーンらの著名建築家までジャンルを超えて集まった117点の作品が展示される。

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また、美術館前庭には藤本壮介の《House N》(2012)の大型コンセプト・モデルである《窓に住む家/窓のない家》が展示される。東北大学五十嵐太郎研究室制作、全長12メートルの窓と建築とアートの歴史をたどる年表も展示され、建築家のドローイングや貴重書も展示される。

展示情報

展示会名窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
会場東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
会期2019年11月1日(金)~2020年2月2日(日)
開館時間10:00-17:00 (金曜・土曜は10:00-20:00)
*入館は閉館30分前まで
休館日月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日、年末年始(12月28日〜2020年1月1日)、1月14日
観覧料一般:1,200円
大学生: 700円