The Chain Museumが都内3エリアにアートギャラリーを開設

ADF04/21/2023≫ アート

アートかビーフンか白厨

ArtStickerを運営するThe Chain Museumがオープンする新しいアートギャラリーの第1弾は六本木

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker（アートスティッカー）」を運営するThe Chain Museumは、「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」というミッションを掲げ、これまで気づきのトリガーを伝播させる活動を行ってきた。このたび、アートと出会い、表現に触れた人たちが思わず語り合いたくなる空間を目指したアートギャラリーを2024年秋までに都内の3エリアに展開することを発表した。

新しく開業する3つのアートギャラリーは、アート作品を鑑賞するだけでなく、誰かと語り合いたくなる空間を目指して、お酒や食事を楽しめるスペースを内包する。現代アートの魅力の一つに、鑑賞者がそれぞれ全く違うことを感じても良いという余白がある。アートを鑑賞したあとの感情、ときには混乱や困惑なども含めて、ビールやワインを片手にその場に居合わせた誰かと語り合うことができる場所である。これまでもArtStickerを通じてアーティストと鑑賞者が出会う場を提供してきたThe Chain Museumは、今回、オンラインでの体験とリアルな場所での時間が交錯するシチュエーションをつくることで、気付きのトリガーを更に拡げていけるアートギャラリーを目指す。

3つのアートギャラリーそれぞれの特徴

第1弾「アートかビーフンか白厨（パイチュウ）」

オープン日時：2023年4月28日

場所：六本木5丁目2−4（ANB Tokyo跡地2F）

特徴：再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルにて毎月プロジェクトを企画する。特定の分野や領域には限定せずに、未完成の空間を面白いと感じてくれるアーティストやキュレーターに幅広くコラボレーションを呼びかける。

第2弾「GALLERY BAR 舞台裏（仮称）」

オープン時期：2023年秋予定

場所：港区エリア

特徴：港区の中でもアートやカルチャーに関する施設が集積するエリアの一画に開業。26坪という小さなスペースだが、展示スペースの裏側に回り込むとシェフのいるキッチンがあり、そこでは冷えた白ワインと気楽な前菜も楽しめる。美術館に所蔵されるようなベテランのアーティストから、グローバルなマーケットで熱い視線を集める話題のアーティストまで、ときには演劇やダンスのようなパフォーマンスも企画する。

第3弾 ※名称未定

オープン時期：2024年秋予定

場所：中央区エリア

特徴：ビジネスだけでなく芸術や文化にも注力した都市開発が進む東京の中心地にて街に開かれたアートスペースを運営する。アートのために設計されたミュージアムを思わせる贅沢な空間にて、これからが楽しみなアーティストにスポットライトを当てる。また、アートを鑑賞した後の余韻に浸ったり、感想を語り合うことができるカフェもアートスペースの中に設置予定。