“多様性”の本質を発見する 2,000点を超える応募作品から選ばれた障害のあるアーティストによる作品
日本財団が進める「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダン ダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)プロジェクト」は、「障害者と芸術文化」の領域への支援を通して、誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト。既成の形式にとらわれない多彩な展覧会などの企画、積極的かつ横断的な情報発信等、多様性の意義と価値を広く伝える様々な事業を実施している。
「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」は本プロジェクトの一環として、アートを通じて障害のある人、ない人、全ての人々の交流を促し、感動やよろこびを共有しながら障害のある人自身が自己の可能性を見いだせるようアート活動の機会を提供するとともに、才能あるアーティストの発掘や障害のあるアーティストの活動の支援を行い、多様性の意義と価値をより広く社会へ伝え、より多くの人へ届けることを目指している。
「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」は、2021年度で第4回となる作品募集を行い、誰も経験したことのないコロナ禍の状況においても人々の表現への情熱は止むことなく国内外より2,122点の作品応募があった。各界で活躍する6名の審査員により選出された作品を審査員の1人である美術家 / アートディレクター中津川浩章のディレクションにより「第4回 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」にて紹介される。4月から東京会場、横浜会場で開催した同展を2022年6月15日から27日間にわたり、阪急うめだ本店(大阪会場)にて追加開催が決定した。作品にこめられた意思の力強さや繊細な想いは、新しい社会のあり方を認識するとともに多くの人の様々な発見を促す。展示作品はこちら。
日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展事業について
日本財団が進める「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSプロジェクト」の一環として実施する事業。本公募展の出品において、制作する際の素材やテーマは自由。アーティストのメッセージが既成概念にとらわれることなく表現され、絵画、イラスト、グラフィックデザイン、書、写真、造形などの様々な作品を通じて観る者の感覚に直接訴えかけてくる。各界で活躍する6名の審査員から構成され、各々の知見を生かし才能あるアーティストたちの作品を選定。昨年の第3回公募展では国内外の12カ国から2,089点の作品応募があった。
第4回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展開催概要
期間 | 2022年6月15日(水)から7月11日(月)まで |
時間 | 10:00~20:00 |
会場 | 阪急うめだ本店9階祝祭広場 |
入場 | 無料 |
展示作品数 | 81作品(65作家) |