モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる
ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア「BOOKMARC(ブックマーク)」にて、モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史 (うひら・ごうし)のアートワークとデザインワークで構成された初の作品集『Cosmos of Silence』(ORDINARY BOOKS刊)の出版を記念して、著者・宇平剛史と、tattva編集長・花井優太、インディペンデント・キュレーター・板橋令子による特別鼎談を開催する。また、鼎談終了後著者のサイン会も併せて行われる。
『Cosmos of Silence』
モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史 (うひら・ごうし)。これまでのアートワークとデザインワークで構成された初の作品集『Cosmos of Silence』が、ORDINARY BOOKSより刊行される。繊細で複雑な人肌のテクスチャーを印刷表現で提示する《Skin》シリーズをはじめ、海外ブランドや企業とのデザインワークを紹介。また生い立ちから、今後の展開を宇平自身が語ったインタビュー「静かで遅いイメージ──繊細な領域を知覚する」のほか、美術批評家の沢山遼による論考「肌理の倫理」、美学者の星野太による文章「愛の設計」を収録。巻末には、造本時に採用したさまざまな紙の仕様が掲載されている。
宇平剛史|Goshi Uhira
現代美術家・デザイナー。東京を拠点に活動。1988年福岡県福岡市生まれ。東京都立大学 (旧首都大学東京) システムデザイン学部インダストリアルアート学科修了。人の皮膚がもつ無限の肌理を高精細のグレースケール写真で提示する連作《Skin》や、数千個のガラスの球体を用いたインスタレーション作品《Glass Balls》などを発表。2021年に横浜市民ギャラリーで個展「Unknown Skin」、2020年にNADiff a / p / a / r / tで「呼吸する書物|Breathing Books」を開催。2020年に3331 Arts Chiyodaで開催された3331 Art Fairに参加し、小池一子賞を受賞。装幀を手がけた主な書籍に、星野太『美学のプラクティス』(水声社、2021年)、沢山遼『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)、荒川徹『ドナルド・ジャッド』(水声社、2019年)、横田大輔『Vertigo』(Newfave、2014年) など。
ORDINARY BOOKS
2022年設立。本に関わる全て (出版・流通・販売・選書) を手掛けるブックレーベル。「一過性の流行に左右されず、長く語り継がれる本を大事に扱うこと」「本を社会のコモンにすること」をビジョンに掲げている。本書『Cosmos of Silence』が出版第一作目となる。
宇平剛史 “COSMOS OF SILENCE” 発売記念 トーク&サイン会
日時 | 2022年11月4日 19:00 ~ |
場所 | BOOKMARC(ブックマーク) |