日本初上映作品を含めこれまでの軌跡を辿る

BankART Station Theaterにて「牧野貴レトロスペクティブ 2002-2020」が2023年8月25日（金）から9月3日（日）まで開催される。国内初作品を含む2002年から2020年までの作品を10日間連続上映する。

cinema concret, 2015

光の絵巻, 2011

BankART Station Theater 会場の様子

牧野貴は、これまでに 40 本を超える映画作品を制作し、国内外 125 都市以上で上映を行い、世界的にも作品と共にその名が知られている。その一貫した有機的で創造的、哲学的なイメージの探求により、他に類を見ない独自の映画表現のスタイルを確立させ、映画の文脈に留まらず、現代美術の世界でも高評価を得ている。また、数多くの音楽家や映像作家とのコラボレーションによる、鑑賞者の想像力を拡張する激しくも華やかでスペクタクルな作品も制作している。

本展では日本初上映作品や 2023 年に新たにデジタルリマスターされた作品を含む 6 つのプログラム「初期作品集 1」「初期作品集 2」「中期作品集 1」「中期〜近年作品集 2」「近年の作品集」「長編 Memento Stella」を 10 日間に渡り上映。2023 年 10 月に東京 ANOMALY で開催される個展に向け、牧野貴のこれまでの軌跡を辿るまたとない機会となる。

Picture from Darkness

On Generation and Corruption 60

Memento Stella

makino 2018