世界各国の長編短編作品を通して社会課題と向き合う、「大丸有SDGs映画祭2021」開催
大丸有SDGs ACT5実行委員会は、大手町・丸の内・有楽町地区(以下「大丸有」)を起点に社会課題解決型コミュニティの構築を目指し、様々なSDGs活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」のシンボルイベントとして、SDGsに通じるテーマの映画作品を集めた「大丸有SDGs映画祭2021」を、2021年9月3日(金)から10月8日(金)の期間に開催する。
2015年9月に国連で採択されたSDGsが目標とする2030年まで残された時間は短く、「行動」が求められている。SDGsという言葉が世に浸透している調査は出ているものの、世界中に数多存在する社会課題の現場の声はまだまだ届いていない。大丸有SDGs ACT5実行委員会は誰もが親しみやすく、さまざまなことを感じ取れる「映画」を通して、SDGsのマインドを醸成することを目指す。
上映作品には、内戦が続くスーダンに生まれたグオル・マリアルが難民からオリンピック選手になるまでの不屈の人生に迫るドキュメンタリー映画『戦火のランナー』をはじめ、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のゴミ処理場で働く若者たちとともに、ゴミを利用したアートを制作する過程を追った『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』など、いずれも人類全体に通じる課題をテーマとしながら、わかりやすく楽しんでいただけるような作品をラインナップ。これに加え、俳優の別所哲也が代表を務める「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」から厳選された6点のショートフィルムも上映する。映画の上映に合わせ、それぞれの映画作品が取り上げる課題の現場に関わったゲストを呼んだトークイベントを開催し、参加者とともに社会課題をより深く理解し、今後の行動につなげることを目指す。
本映画祭の特徴
- 街の複数拠点を会場として、SDGsに特化した全17作品(内、短編6本)を約1か月にわたり上映。
- 会場は東京を代表するビジネス街「大丸有地区」6か所(イベントスペース付店舗、ホール等)。
- 華ゲストを招き、映画作品に関するトークショーを通じて、「ただ観て」終わらない、「考え、行動する」ことを目指した映画祭。
- サテライト会場としてサンシャインシティ(池袋)でも開催。
上映作品
長編作品 (全11作品)
『戦火のランナー』、『さとにきたらええやん』、『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』、『Simplife』、『もうろうをいきる』、『第4の革命』、『はじまりはヒップホップ』、『もったいないキッチン』、『ザ・ニュー・ブリード』、『プラスチックの海』、『ビッグ・リトル・ファーム』
短編作品(全6作品)
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 選出作品
テーマ1:互いの「違い」を感じながら どう共に生きるか『不思議なヤギ』、『ヨシの肉屋』、『対峙するふたり』
テーマ2:教育がもつチカラと可能性を見つめる『秘密の学校』、『シュガー&スパイス』、『ゲット・アップ キンシャサ!』
サテライト会場:サンシャインシティ(池袋)
9月25日(土) 作品 『プラスチックの海』
会場では作家 藤元明氏による海洋プラスチックごみを活用したアート展示を同時開催。
「大丸有 SDGs映画祭2021」 開催概要
会期 | 2021年9月3日(金)~10月8日(金) |
会場 | 大丸有エリア内の全6か所のスペース |
鑑賞チケット | 1,000円 |
公式ウェブサイト | https://act-5.jp/act/2021film/ |