京都国立近代美術館コレクション展で新設された2つの展示空間
京都国立近代美術館は「2026年度第1回コレクション展」より、コレクション・ギャラリー内に新たな展示空間「MoMAK マスターズ」と「リチ・ルーム」をオープンした。本展では同館所蔵作品の魅力を多角的に紹介し、近代美術の多様な表現と歴史を体感できる構成となっている。「2026年度第1回コレクション展」は京都国立近代美術館4階コレクション・ギャラリーで2026年3月28日から6月21日まで開催される。
MoMAK マスターズ
「MoMAK マスターズ」は京都国立近代美術館(MoMAK)の名品を紹介する新たなコーナーで、当館の代表作として親しまれてきた作品から、これまであまり紹介されてこなかった作品まで、多彩なコレクションを通して近代美術の奥行きを提示する。初めて来館する来場者からリピーターまで、幅広い鑑賞体験を提供する構成となっている。本展示では、戦後日本陶芸を代表する八木一夫《ザムザ氏の散歩》をはじめ、近代京都画壇の巨匠・竹内栖鳳による晩年の代表作《若き家鴨》(前期展示)、さらに抽象絵画の先駆者ピート・モンドリアンの作品を、初期から完成期まで所蔵品のみで通覧することができる。また、安井曽太郎《婦人像》など、日本近代美術を代表する作品も展示される。
リチ・ルーム
「リチ・ルーム」は、ウィーンと京都で活躍したデザイナー上野リチ・リックス(1893〜1967)の世界観を紹介する特設コーナーで、同館が所蔵する700点を超える壁紙やテキスタイルデザインを通して、色彩豊かで幻想的な表現と創造性に満ちた作品群を体感できる。《ウィーン工房壁紙:そらまめ》や《イースター用ボンボン容れのデザイン》など、装飾芸術とデザインの領域を横断する多様な作品が展示される。
コレクション展の見どころ
本コレクション展では、新設された2つの展示に加え、複数の特集展示も展開される。岸田劉生《斜陽》を含む「郊外と都市」、京都の日本画を扱う展示、井田照一の版画、富本憲吉・加守田章二・栗木達介に関する展示など、多角的な視点から近代美術を紹介する。さらに、「チェルノブイリ・シリーズ」やバウハウス関連のイッテンとモホイ=ナジに関する展示、加守田章二とIM MENによる特別展示も実施される。
「2026年度第1回コレクション展」開催概要
| 会期 | 2026年3月28日から6月21日まで |
| 会場 | 京都国立近代美術館 4階コレクション・ギャラリー |
| 時間 | 10:00〜18:00 |
| URL | https://www.momak.go.jp/ |

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