「ART ART KOBE」大丸神戸店にて開催

大丸神戸店では、100点以上の美術作品を取り揃えた展示・販売会「ART ART KOBE」を、2020年9月30日(水)から10月6日(火)まで開催。国内外で高く評価されている作家と作品をはじめ、今注目されている作家の新作や、永く愛され続けている伝統工芸やアール・ヌーボーの作品など、現代アートを中心に多彩なラインナップを用意。

作品紹介

コンテンポラリーアート

現在、美術ジャンルの中で最も注目を集めているコンテンポラリーアートを特集。アンディ・ウォーホルに代表されるアメリカポップアート、バンクシーやカウズなどのストリートアート、奈良美智、ロッカクアヤコなど、海外で活躍する日本人アーティストの作品などがある。

adf-web-magazine-art-art-kobe-1

Banksy「No Ball Games(Green)」 67.0×70.0cm、2009年、シルクスクリーン ed.250 サイン入り

木村 佳代子

宇宙や時間、死生観をテーマに花を描くアーティスト。一筆一筆、命を刻み込むように細密に描かれた花々は、まさに木村の生命力を宿しているよう。本来、静のモチーフである花々が、時に可憐に時に艶やかに、その存在を強烈にアピールする。国内外のアートフェアで人気を博し、個展では作品がほぼ完売する人気現代アーティストの最新作を出品する。

作家来場予定:10月1日(木)PM ※都合により来場予定が変更になる場合あり

adf-web-magazine-art-art-kobe-2

木村 佳代子「GRAVITY #2」 65.2×50.0cm、ミクスドメディア(アクリリック・和紙・キャンバス・木製パネル)

HYKRX(ヒャクラク)

壁画からキャンバスまで、ステンシルの技法で描くストリートアーティスト、HYKRX(ヒャクラク)。手作業で切り抜いた型にスプレーを吹きつけ、濃淡や飛沫、ドリップを生かしながら生みだす作品は、躊躇のないメッセージ性と高度なカッティング技術というストリートアートの文脈を引き継ぎながら、情報社会のサイクルの中で埋もれていく感情を表現している。

adf-web-magazine-art-art-kobe-3

HYKRX「hero」 90.9×90.9cm、スプレーペイント

裕人 礫翔

金銀箔に熱を加え変色させる独自の技術で色彩を自在に操る、世界的な金箔アーティスト。西陣の伝統技術をアートに用いた作品は艶やかでありながら重厚な輝きを放ち、観る者を幻想的な世界へと誘う。海外でも高い評価を得る裕人礫翔が、美しい自然をイメージした新作を発表する。

作家来場予定:9月30日(水)~10月6日(火) ※都合により来場予定が変更になる場合あり。

adf-web-magazine-art-art-kobe-4

裕人 礫翔「大樹の華やぎ Angel」 98.0×67.0cm、和紙、本金箔、プラチナ箔、銀箔

田島 享央己

仏師の流れを汲む彫刻家一家の5代目として生まれる。様々な時代の神仏像に触れることのできる環境で育ったため、その作風はシリアスなものからコミカルなものまで幅広い。なかでも人気なのが動物をモチーフにした二頭身の木彫で、可愛らしい表情とフォルムが好評。

adf-web-magazine-art-art-kobe-6

田島 享央己「パンダサロメ」 20.0×11.5×11.5cm、樟、アクリル絵具

洋画特集

近代物故巨匠を中心に、人気現存作家の作品を紹介。

adf-web-magazine-art-art-kobe-9

小磯良平「婦人像」 6号、小磯良平鑑定会

アール・ヌーヴォーガラスの美展

19世紀後半~20世紀初頭にフランスで作られたアール・ヌーヴォーガラスは、その洗練されたデザインと、高い技術で今なお世界にファンが多い美術品。

adf-web-magazine-art-art-kobe-7

エミール・ガレ「木蓮文金彩花器」 高さ26.8cm、制作1890年頃、技法/エナメル彩、金彩、酸化腐蝕彫刻

「ART ART KOBE」開催概要

会期2020年9月30日(水)~10月6日(火)
各日10時~20時(※最終日は16時閉場)
会場大丸神戸店 8階特設会場(第一会場)/  7階美術画廊・アートギャラリー(第二会場)