現代のライフスタイルに適した「京もの」の作品コンペが開催

京都市と京都伝統産業ミュージアムの共催で実施される「京ものユースコンペティション」が、今年10回目の開催を決定し、京都の伝統産業製品(京もの)を制作している個人や事業者を対象にコンペ応募作品の募集を開始する。募集期間は2022年8月1日から10月31日まで。「くらしの工芸」をテーマに、現代のライフスタイルに適した「京もの」を広く募る。adf-web-magazine-kyomono-youth-competition-2022-1

「京ものユースコンペティション 2022」募集要項

「京ものユースコンペティション」は、京都の伝統産業に携わる若手人材を支援することを目的に平成25年より開催され、本年10回目を迎える。優秀作品出品者には表彰のほか、雑誌とのタイアップ企画や首都圏での商談会出展、販路開拓など、一過性の作品コンペではなく、息の長い、より幅広い支援を行っている。

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2018年度受賞 大西 里枝(京扇子)

応募資格

申請者が44歳以下(2022年4月1日現在)で、①京都の伝統産業製品(京もの)※を制作している個人および事業者、もしくは②①の方々と一緒に「ものづくり」に従事している個人および事業者。

※京都市が指定する74品目を指す

表彰および特典
  • 賞金

グランプリ・三洋化成賞(1名):10万円

準グランプリ(1名):5万円

  • メディア(雑誌)への露出
  • 選定委員からのアドバイス

売れる商品へのブラッシュアップ、販路開拓につながるネットワークづくりなどを支援

  • 首都圏での展示販売やPR
  • 京都市主催イベントでの展示等
  • 京都伝統産業ミュージアムでの展示販売
応募期間およびテーマ

応募期間:2022年8月1日(月)~10月31日(月)

テーマ:「くらしの工芸」

これまで培ってきた技術や素材を新たな視点で活かしながら「衣食住」・「遊」・「祝」・「旅」など日常生活の様々なシーンで使用できるもの

応募方法

応募フォームから2022年10月31日(月)までに応募。

応募フォームでの提出ができない場合は、応募用紙をA4サイズで出力し、10月31日(月)必着にて京都伝統産業ミュージアムまで郵送で提出。応募用紙は京都市情報館からダウンロード可。

選定委員

国内外で活躍中のメディアや流通、販売の第一線で活躍している審査委員による厳正な審査が行われるだけでなく、交流を通じてアドバイスを得る機会も用意されている。審査会および表彰式は2022年12月2日を予定。

  • 金谷 勉 (セメントプロデュースデザイン 代表取締役)
  • 佐藤 美加 (Fifty 代表取締役)
  • 島田 昭彦 (クリップ 代表取締役)
  • 高橋 俊宏 (ディスカバー・ジャパン 「Discover Japan」統括編集長)
  • 矢島 里佳 (和える 代表取締役)
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2019年度受賞 林 侑子(京焼・清水焼)

問い合わせおよび応募先

京都伝統産業ミュージアム(担当 大江・吉澤)

〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地1 みやこめっせB1F

TEL:075-762-2670

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2021年度受賞 南條 和哉(京仏具)

過去のグランプリ受賞商品の一部は京都伝統産業ミュージアムのオンラインショップ「MOCAD ONLINE SHOP」 にて購入可能。