韓国美術の変化と流れを映した現代美術展示
2025年大阪・関西万博を記念した韓国現代美術特別展「時間をつなぐ:Timeless Heritage」が大阪韓国文化院で2025年4月12日(土)から5月31日(土)まで開催される。韓国現代アートの最前線で活躍するアーティストたちの初披露作品を含む、絵画や彫刻、デジタルメディアアートなどの幅広い分野の作品が一堂に会し、「伝統と現代」「過去・現在・未来」をつなぐ特別展。また本展の連携プログラムの一環として、アーティストトークおよびカンファレンスも4月12日(土)に予定されている。
本展では、韓国美術の変遷を反映した絵画、彫刻、メディアアートなど多彩な作品が展示され、イ・ウファン、パク・デソン、シン・ミギョン、パク・ジェソン、ハ・ジュンスの5名の作家が参加する。
連携カンファレンス「海峡を越えて:韓日現代美術の交差点」
アーティストトークには、本展参加作家であるシン・ミギョン、パク・ジェソンが登壇。彫刻やメディアを活用するアーティストたちが、伝統と現代の境界をどのように行き来するのかをテーマに、それぞれの作品世界について語る。カンファレンスでは韓国と日本の近現代美術の軌跡を振り返り、国際的な美術シーンにおけるリアルな議論を展開。キム・ボッキ(アートインカルチャー代表)がモデレーターを務め、島敦彦(大阪国立国際美術館 館長)、上田雄三(ギャラリーQ代表/展示企画者)、チョ・ウンジョン(高麗大学 招聘教授)キム・ソンヒ(独立キュレーター)など多様な美術専門家が登壇し、より深化した議論を繰り広げる予定。
「時間をつなぐ:Timeless Heritage」開催概要
会期 | 2025年4月12日(土)~ 5月31日(土) |
会場 | 大阪韓国文化院 1階 ミリネギャラリー |
URL | https://tinyurl.com/4t5m64yn |