国立新美術館で開催された「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」展の公式図録、『話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 Image Narratives: Literature in Japanese Contemporary Art』が美術出版社より刊行された。本書は国内外で活躍する日本の現代美術家6人、田村友一郎、ミヤギフトシ、小林エリカ、豊嶋康子、山城知佳子、北島敬三による「文学」の展覧会公式図録であり、現代美術の表現と文学の結びつきを探る一冊。
田村友一郎、ミヤギフトシ、小林エリカ、豊嶋康子、山城知佳子、北島敬三の作品に「文学」という切り口で迫った展覧会。世代や表現方法が異なる彼らの作品には、物語性(ナラティヴ)、歴史、詩情、政治といった、古来文学が備えていた特性が随所に表れている。本書は撮り下ろし作品図版、展示風景のほか、作家の人物像や作品の背景についての解説も収録され、インスタレーションや映像など多様化する現代美術の表現と文学の結びつきを探る内容となっている。装丁は森大志郎が手がけた。
書籍概要
書籍名 | 『話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 Image Narratives: Literature in Japanese Contemporary Art』 |
監修 | 国立新美術館 |
発売 | 2019年11月11日 |
定価 | 3200円+税 発行:美術出版社 |
仕様 | A4変形、286ページ(日英バイリンガル) |
ISBN | 978-4568105223 |
URL | https://amzn.to/34nCPWB |