ホテルロイヤルクラシック大阪 開業後初となるアート作品の入替えを実施
ホテルロイヤルクラシック大阪は、関西初のホテル&ミュージアムとして昨年2019年12月1日開業した。 建物は世界的建築家である隈研吾が、旧「大阪・新歌舞伎座」(設計:村野藤吾)の意匠を継承し、御堂筋沿いに唐破風(からはふ)屋根を復元した佇まいが特徴となっている。
ホテル館内には美術評論家である伊東順二と東京・銀座の画廊ホワイトストーンギャラリーがアートを監修、著名人から学生作品まで幅広い内容で100点を超える現代アートを展示している。これらのアート作品は定期的に入替えを予定しており、再訪の際にも、新しい作品を楽しめる内容となっている。この度、開業後初となるアート作品の入替を行い、新たに30点の作品がアートラインナップに加わった。
新作アート作品について
水都大阪でお馴染みラバーダックの作者フロレンティン・ホフマンによる”動物シリーズ”が登場。今にも動き出しそうな立体アートが館内各所に展示され、個性的且つユーモア溢れる空間へと変貌した。また、日本を代表する現代美術家村上隆による“お花シリーズ”の《祈り》や、画家・絵本作家として国内外で高い評価を得た元永定正の、絵本作家らしい和やかな題名作品等、さまざまな分野の作家達。どれも見どころが溢れ、世界的に有名なアートの数々を間近で楽しめる内容となっている。なお、草間彌生の《Pumpkin》 、舟越桂の《冬の先触れ》含む5点の作品の入替えがされ新たな作品が加わったた。
フロレンティン・ホフマン プロフィール
1997年生まれ。オランダ出身アーティスト。ロッテルダムを拠点に自身が子供の頃から親しんだぬいぐるみ等をイマジネーションした作品を公共空間に巨大造形物として展示する活動を繰り広げている。