巨匠が最晩年に取り組んだ切り絵の世界

マティス 自由なフォルム」が2024年2月14日(水)から5月27日(月)まで国立新美術館で開催中。本展は、マティスが晩年、精力的に取り組んだ切り紙絵に焦点を当てた日本初の展覧会。会場ではマティス芸術の集大成ともいえる数々が並び、なかでも切り紙絵の大作《花と果実》は初来日の作品。

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最晩年のマティスが建築の室内装飾や司祭服をデザインした、ヴァンスのロザリオ礼拝堂にまつわる作品や資料も展示している。今回、ヴァンスのドミニコ修道会とマティス家の許可を得て、礼拝堂の内部を原寸大で再現。ステンドグラスを通じて差し込む鮮やかな光も表現し、一日の光の移り変わりを約3分で体験することができる。

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「マティス 自由なフォルム」開催概要

会期2024年2月14日(水)~5月27日(月)
時間10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで開館 ※入場は閉館の30分前まで
会場国立新美術館 企画展示室 2E
休館日毎週火曜日 ※ただし4月30日(火)は開館
主催国立新美術館、ニース市マティス美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
URLhttps://matisse2024.jp/