「庵野秀明展」と「出版120周年 ピーターラビット展」が2022年に開催
日本一高いビルあべのハルカス16階の「あべのハルカス美術館」では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催している。2021年9月より「tupera tupera のかおてん.」、11月より「コレクター福富太郎の眼」、2022年1月より「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」の開催が予定されている。これらの展覧会に続き、新たに2022年度前半に「庵野秀明展」と「出版120周年 ピーターラビット展」が開催される。
総監督を務めた最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、興行収入100億円を突破し、今なお記録を伸ばし続けている庵野秀明。「庵野秀明展」は、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る。自身の原点となった「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在までの直筆の膨大なメモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで多彩な制作資料を余すところなく展示する世界初の展覧会となる。
今なお世界中で愛され続けるいたずらなうさぎ、ピーターラビット(TM)。作者のビアトリクス・ポターTMによって紡ぎ出され、ロンドンのフレデリック・ウォーン社から出版された物語は、2022年に出版120周年を迎える。「出版120周年 ピーターラビット展」は、ピーターラビット誕生前夜から今日に至るまでの歩みを作品や資料合わせて約170点から振り返る。物語の原点である絵手紙と、『ピーターラビットのおはなし』の彩色原画全点が一堂に展示されるのは日本初の機会となる。