芸術の力で心と心をつなげる

本展は香川県内の広域エリアで現代アーティストによる地域芸術祭「おいでまい祝祭2022 ~心がつながる街ごとアート~」は2022年8月7日(日)から11月6日(日)までの全91日間行うもので、瀬戸内圏域を拠点として活動する作家に加え、国内外で多くの作品を発表しているヤノベケンジが率いるアートユニット「モフモフ・コレクティブ」を招いて行われる。adf-web-magazine-oidemai-festival-5コロナ禍の今、”芸術が持つストレートな力で、人と人、心と心を繋げていくこと”を目指し、「心がつながる街ごとアート」をテーマに掲げ、夏と秋の2シーズンに渡り、アート作品を発表。本展では現代美術作家ヤノベケンジが新たにユニットを組んだ「モフモフ・コレクティブ」や瀬戸内を拠点に活動するアーティスト・アートマネージャーのネットワーク「瀬戸内アートコレクティブ」から高松明日香、樋口聡、金孝妍に加え、藏本秀彦、辻孝文、千葉尚実の参加が決定した。アートの様々な作品が「商業施設」「商店街」「ホテル」「結婚式場・神殿」「空港」と街中に飾られる。この夏にしか味わえないアートと街が一体となった「おいでまい祝祭2022」が、人々の心に彩りを添える。

アート × 商業施設

おいでまい祝祭2022スペシャルアーティストのヤノベケンジ、小西葵、山口京将のモフモフ系アートユニット「モフモフ・コレクティブ」の作品が丸亀町グリーン「けやき広場 東館ガーデン」に登場。今回おいでまい祝祭2022の企画に、モフモフ・コレクティブからは、ヤノベの新作≪SHIP’S CAT(Mofumofu22)≫がスーツからふわふわなしっぽをのぞかせる。小西の「不思議生物」をモチーフに柔らかな彫刻≪ケダマ(チョコボール)≫と≪ニョロ(黒糖ドーナツ棒)≫、毒を含む「キモ可愛い」宇宙人的キャラクター造形で空間の変容を創造する≪ホッグ≫が広場を行きかう人々に安らぎと癒しを届ける。

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アート × ホテル

2022年8月7日(日)のおいでまい祝祭2022のスタートに伴い、コミュニティホテル&ホステル「WeBase高松」がモフモフ・コレクティブとコラボレーションし、エントランスや客室にモフモフオブジェの世界で瀬戸内国際芸術祭2022に訪れた人々を出迎える。

「WeBase 高松」エントランスがモフモフに

モフモフ・コレクティブの小西や山口の約2mもの大きなモフモフオブジェで、「WeBase 高松」の2階受付エントランスが2022年8月7日(日)から11月6日(日)までの間、彩られる。大きさの中にも人々に訴えかけるような表情のオブジェに思わず立ち止まり、モフモフの世界へ引き込まれてしまいそうになる。

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アート × 結婚式場・神殿

高松市香川町にある結婚式場「ザ・チェルシー」の神殿「ザ・ムーラン」に美術家 藏本秀彦の≪真鍮のドレス brass dress≫が2022年8月7日(日)から9月4日(日)まで展示。平安時代に建立された「龍満山天満神社」を包む和庭園に溶け込み、さりげなく存在感を漂わせている神秘的な木の五角錐をかたどった優雅なフォルムは黄金調の傾斜した多面体で構成の神殿に、藏本の真鍮で作られたドレス6体が纏う、幸せや喜びと共に切なさや悲しみなどの何とも言いようのない表現を感じられる唯一無二の空間となる。adf-web-magazine-oidemai-festival-2

アート × 商店街

おいでまい祝祭2022のコンセプト「心がつながる街ごとアート」の想いに賛同した高松丸亀町商店街(長さ約470m)、南新町商店街(長さ約297m)の総長約800mの街ごとアート展示を2022年8月7日(日)から9月4日(日)まで開催する。現代アートと店舗のコラージュで生まれるアーティスティックな空間は昼夜問わず展示されるため、商店街の新たな一面を楽しむことができる。また、おいでまい祝祭2022のイメージバナーを高松丸亀町商店街に設置し、商店街アーケードをジャックする。

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「おいでまい祝祭2022 ~心がつながる街ごとアート~」

期間2022年8月7日(日)から11月6日(日)まで
開催場所高松丸亀町商店街、丸亀町グリーン、南新町商店街、WeBase 高松、高松空港、ザ・チェルシー