「瀧口修造 私の心臓は時を刻む」

富山県美術館は、瀧口修造コレクション「瀧口修造 私の心臓は時を刻む」展を2020年4月21日(火)まで開催中。瀧口修造による連作《私の心臓は時を刻む》を中心に、瀧口が試みたオブジェや作品、瀧口の書斎に集まった、交流のあったアーティストから送られてきた作品や贈り物などを紹介する。シュルレアリスムと出会い、詩作を行うとともに、優れた詩論や美術評論を執筆し、気鋭の美術評論家として活躍していた瀧口だが、1960年以降、自作制作を本格的に始める。線描や水彩を描き、デカルコマニーという転写法なども駆使した作品を数多く生み出した。言葉だけではなく、造形の表現においても、独自の実験を続けた瀧口修造の世界を楽しめる内容となっている。

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瀧口修造《私の心臓は時を刻む》より孤独の起原(1962年)

「瀧口修造 私の心臓は時を刻む」情報

会期2020年1月9日(木)~2020年4月21日(火)
開場富山県美術館 3階 展示室6
時間9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日水曜日(祝日を除く)、祝日の翌日 ※ただし、2月24日(月・振休)、3月21日(土)は開館
※2月25日(火)は臨時休館 
観覧料一般 : 300円(240円) ( )内は20名以上の団体料金