ルイ・ヴィトンが、仏サントロペにミシュランスターシェフ モリ・サコとコラボした初のレストランをオープン
ルイ・ヴィトン初となるレストラン「Mory Sacko at Louis Vuitton」が、フランスの著名な観光地サントロぺに2022年6月17日にオープンする。フランス料理界の新星の1人であり、パリに構えるミシュラン星付きレストラン「MoSuke(モスケ)」のヘッドシェフを務めるモリ・サコとタッグを組み、特別な美食体験を提供する。
季節限定となる当レストランでは、メゾンに受け継がれる「旅の真髄(こころ)」と調和しながら、スターシェフのモリ・サコが活気に満ちたモダンなレストランの芸術的演出を先導。アフリカと日本の影響を受けた料理が、フランス料理のサヴォアフェール(匠の技)と出逢い新たな世界の旅へと誘う。
地中海沿岸のバカンスを演出する空間デザイン
ルイ・ヴィトンとのコラボレーションによるレストランの舞台としてスターシェフが選んだのは、ヴァール県の村の中心地にあるデ・リス広場に佇むホワイト1921 ホテル。真夏の喧騒から遠く離れた、海辺のエレガントなレジデンスである。
洗練されたデザインが魅力のレストランは、新鮮な食材、そして遠く離れた場所の出逢いを祝福する空間に、シェフのアイディアが込められた静寂のオアシスである。サントロペで最もプライベートなテラスが、今回初めて、コンテンポラリーな美食のエスプリとデザインのテイストが調和する場所となる。プロヴァンスの太陽の下、ランチからディナーまで楽しむことができるレストランのキャパシティは約40席。ルイ・ヴィトンのコードと共鳴する内装は、モリ・サコとのコラボレーションによって丹念にデザインされたもの。優美で洗練された雰囲気のムーンゲートは、まさにそれ自体が1つの芸術作品である。その奥では、トラバーチン、木材、ロープ、ラタンが、モノグラム・フラワーや特別に再設計された「オブジェ・ノマド」で装飾された室内の雰囲気を盛り上げる。
旅にインスパイアされたメニュー
料理は、モリ・サコが地産食材と遠く離れた土地からのインスピレーションを組み合わせることにより、旅にインスパイアされたメニューを創作。ランチタイムに若きシェフが提案するのは、日本の鉄道駅や列車内で販売されている鉄道旅客向けの弁当である駅弁をアレンジしたメニュー。シェフがデザインしたカスタムメイドの木製トレーに夏らしいクリエイティブな味わいを盛り付け、プリザーブドフラワーや枝葉をあしらったガラスの容器にて提供。
ディナータイムにも、タパスメニューや伝統的なプレートサービスを通して、フレーバーの旅が続く。卵の「ミソネーズ」、ナスのベジタリアンタコス、カンパチのグリル、クレイフィッシュ、プライムリブ、陶器鍋に盛り付けられたリッチなタジン料理、フェンネルとマンゴーの生サラダ、スモークパプリカ風味のプランテンバナナなど。主にプラントベースの地産食材を用いて、遥か彼方を想わせる場所をエッセンスとして加えた、オーセンティックな魅力とシンプルさが調和した料理を提供する。
「Mory Sacko at Louis Vuitton」店舗概要
オープン | 2022年6月17日(金) |
住所 | Place des Lices, 83990 Saint-Tropez |
予約サイト | https://bit.ly/3QjqfzQ |