品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)が脚本を担当 「マンデラエフェクト」をテーマにした新作展

「行方不明展」「恐怖心展」など、シリーズ累計約40万人を動員した体験型展覧会を手がけるが、新作展覧会「記憶汚染展」を2026年8月2日から9月6日まで東京・渋谷のBEAMギャラリーで開催する。本展には、「視える人には見える展」「視てはいけない絵画展」を手がけたTwoGateが制作に参加。脚本を作家・品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)、キービジュアルをアートディレクター永戸鉄也が担当する。adf-web-magazine-emory-contamination-1

記憶と現実の境界を問う展覧会

「記憶汚染展」は、“記憶”をテーマにしたホラー体験型展覧会。パンダの尻尾の色やベートーヴェンの肖像画、《ヴィーナスの誕生》に描かれたモチーフなど、多くの人が同じ誤った記憶を共有する現象「マンデラエフェクト」に着想を得ている。さらに、AIが事実とは異なる情報を生成する「ハルシネーション」と重ね合わせながら、人間とAIの双方から「記憶」と「事実」の境界が曖昧になっていく現代を見つめる。展覧会では、来場者自身の記憶を揺さぶり、現実を支える基盤そのものを問い直す体験を提示する。

「記憶が現実をつくる」という発想

企画を手がける闇は、本展について「あなたの記憶を、汚染する展覧会」と説明する。人は自らの記憶を頼りに現実を認識している。しかし、その記憶が書き換えられたとしたら、現実はどのように変化するのか。本展では、驚かせたり脅かしたりする演出ではなく、見る、触れる、覚える、選ぶという行為を通じて、自身の記憶と対話する体験を提供する。闇の企画担当である頓花聖太郎は、「ホラーと呼ぶには静かな展覧会。ですがあなたの記憶を、ちゃんと汚染する展覧会です」とコメントしている。

品田遊が脚本を担当

脚本を担当する作家・品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)は、「ある意味において、世界は記憶によって構成されています」と語る。本展では、その考えを独自の手法によって体験できる構成となっており、来場者は展示を巡りながら、自らの記憶と現実認識に向き合うことになる。

『行方不明展』『恐怖心展』に続く最新プロジェクト

闇はこれまで、『行方不明展』『恐怖心展』をはじめとする体験型展覧会を企画し、多くの来場者を集めてきた。また近年では、『視える人には見える展』『視てはいけない絵画展』など、SNSを中心に大きな話題となったホラー体験型展示も展開している。「記憶汚染展」は、こうしたシリーズの流れを引き継ぎながら、“記憶”という普遍的なテーマを通して新たな恐怖体験を生み出す展覧会となる。

「記憶汚染展」開催概要

会期2026年8月2日(日)から9月6日(日)まで
会場11:00~20:00
会場BEAMギャラリー
チケットhttps://tinyurl.com/384x3dvz
URLhttps://kiokuosen.com