神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」 創造性を育むさまざまな活動
デザイン・クリエイティブセンター神戸は、ミケーレ・デ・ルッキと主宰する建築スタジオAMDL CIRCLEによるリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」の全容を日本で初めて紹介する展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」を2022年7月16日から8月7日まで開催する。
日本国内では「ジンズ(JINS)デザインプロジェクト」でのコラボレーションや白井屋ホテル(群馬県)のスペシャルルームを手掛けたほか、現在は神戸のランドマークであった旧六甲山ホテルを六甲山サイレンスリゾートとして再生する5年間のプロジェクトを主導している。
「EARTH STATIONS」とは建築の進化する役割と象徴的な建物の必要性をめぐる考察から生まれた、新しい建築のタイポロジー。展覧会では「EARTH STATIONS」を中心に、六甲山サイレンスリゾートや世界各地でのプロジェクトにつながる建築家の思想を模型や映像で紹介するほか、ミケーレがデザインした家具や照明などのプロダクト展示も行い、メンフィスから現在に至る建築家の思索を辿る。
ミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)とAMDL CIRCLE
イタリア、フェラーラ⽣まれ。イタリアのデザイン界を代表する巨匠建築家。デザイン・スタジオ「アルキミア」に参加し、その後⼀⼤デザインムーブメントを巻き起こした「メンフィス」のメインメンバーとして活動。建築家として住宅、オフィスから⼯業⽤建造物、⽂化施設に至るまで、世界各国の重要な建築プロジェクトに携わる。1988年から2002年までオリベッティ社のデザイン・ディレクターを務めるなか、2000年にはこれまでの功績を認められ、チャンピ⼤統領からイタリア共和国ウッフィチャーレ勲章を授与される。AMDL CIRCLEはミケーレ・デ・ルッキが率いるヒューマニズムに基づいた建築とデザインで知られるクリエイティブで学際的なスタジオ。
「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」概要
会期 | 2022年年7月16日から8月7日まで |
時間 | 11:00~19:00 |
観覧料 | 無料 |
会場 | デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) |