人間と非人間の知性が交差する建築を問う国際コンペティションが開催

タイ建築家協会(Association of Siamese Architects / ASA)は、建築コンペティション「ASA エクスペリメンタル・デザイン・コンペティション 2026」 のエントリー受付を開始しました。本コンペティションは2026年2月10日から応募受付を開始し、2026年4月9日に締め切られます。対象は建築・都市デザイン・ランドスケープデザインなど幅広く、世界中からの参加が可能です。応募者は任意の敷地を設定し、テーマに基づいた提案を行います。ADF(NPO青山デザインフォーラム)はASAと提携しコンペティションをサポートしています。adf-web-magazine-asa26-entry

複数の知性が交差するテーマ

本年のテーマは「HYBRIDIZED WISDOMS(ハイブリダイズド・ウィズダムズ)」です。人間の知識やクラフトに加え、環境・気候・AI・計算モデルといった非人間的知性との関係性を探る内容となっています。建築を単一の主体による創造ではなく、多様な知性の相互作用によって成立するプロセスとして再考する試みです。

人間と非人間の役割の明示

参加者は人間と機械、自然や素材といった複数のエージェンシーがどのように関与するかを明確に示す必要があります。AIなどの使用に制限は設けられていませんが、それぞれの役割や影響範囲を明示し、人間の判断や創造性がどのように機能するかを示すことが求められます。

コンペティション概要

スケジュール
  • 応募期間:2026年2月10日から4月9日まで
  • 最終審査・結果発表:2026年5月3日
提出物
  • A0サイズ1枚のグラフィックボード(縦位置)
  • 英語によるプロジェクト説明(300ワード以内)
  • コンセプト図、分析図、断面図、平面図、パースなど表現形式は自由で、建築から都市、ランドスケープまで幅広いスケールでの提案が可能
審査員

審査員には建築家Chatpong Chuenrudeemol、建築家Asst.Prof.Dr.Surapong Lertsithichai、CRA-Carlo Ratti AssociatiのLuca Bussolino、Future SystemsのCecilia MoSze Tham、マサチューセッツ工科大学教授Miho Mazereeuwが名を連ねています。

アワード

最優秀アワード

  • 一般部門:100,000バーツ
  • 学生部門:50,000バーツ

本コンペティションは建築における主体のあり方を再考し、多様な知性が共存する未来の設計手法を提示する機会となっています。