Aesop Diagonalが「インテリアプロジェクト・オブ・ザ・イヤー」に輝く
Dezeen Awardsは世界中の建築・デザインにおける最高の栄誉を目指しており、今年も革新性と持続可能性に貢献する優れたプロジェクトが選出されました。受賞式では、9つのインテリアカテゴリーの受賞作品が発表され、台湾、日本、ポルトガル、ドイツ、ロンドンなど世界各国から選ばれました。
NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、メディアパートナーとして今年もDezeenアワード2024をサポートしています。
インテリアプロジェクト・オブ・ザ・イヤー
Aesop Diagonal / Mesura (スペイン)
Aesop Diagonal はバルセロナにあるスキンケアブランドAesopの店舗で、地元の捨てられたモンジュイック石を再利用し、家具やアートピースとして新たに機能させた点が評価されました。審査員は「最低限のリソースで最大限の効果を発揮し、廃材に新たな命を吹き込む優れたプロジェクト」と称賛しました。
住宅インテリア・オブ・ザ・イヤー
Kanso Philosophy / Miriam Barrio Studio (スペイン)
日本と地中海の要素を融合させたバルセロナのミニマルなアパートメント。文化の対話を感じさせるデザインが評価されました。
レストラン & バー・インテリア・オブ・ザ・イヤー
Austa Restaurant / Studio Gameiro (ポルトガル)
地元産の石やアルミニウム家具を使用した素材を活かした空間。色彩と素材のバランスが評価ポイントとなりました。
ホテル & 短期滞在施設インテリア・オブ・ザ・イヤー
Locke at East Side Gallery / Grzywinski + Pons (ドイツ)
ベルリンの176室を有するホテル。既存建築と新しい内装の調和を若い世代にアピールしています。
ワークプレイス(小規模)インテリア・オブ・ザ・イヤー
Land Over Water / Firm Architects (オランダ)
オランダの自然素材である粘土を用いたオフィスリノベーション。ゾーニングと素材の一貫性が高評価を得ました。
ワークプレイス(大規模)インテリア・オブ・ザ・イヤー
Chancery House / Norm Architects and dMFK Architects (イギリス)
ロンドンの歴史的建築を遊び心あるデザインでリノベーション。居心地の良い空間が特徴です。
リテールインテリア オブ・ザ・イヤー
Unmaking for IZA Tokyo / Office Shogo Onodera (日本)
日本のファッションブランドIZA Tokyoの旗艦店。廃材の再利用により新たな価値を創出したインテリアが評価されました。
健康 & ウェルビーイング・インテリア・オブ・ザ・イヤー
The Mineless Heritage / Divooe Zein Architects (台湾)
放棄された炭鉱を改修したウェルネススペース。自然との調和と精神的な安らぎを提供する空間が高評価。
展示デザイン(インテリア)・オブ・ザ・イヤー
Temporary Storage Garden / Semester Studio (中国)
中央に庭を設け、借用した素材で構成された仮設パビリオン。リサイクルの可能性を優雅に示しました。
Dezeen Awards
Dezeen Awardsは、建築・インテリア・デザイン分野の国際的な賞で、毎年世界中から優れたプロジェクトを表彰します。2024年は、より持続可能な未来を創造するイノベーションを称賛することに焦点を当てています。