次世代とのコラボレーションを目指す
次世代を担う才能あるデザイナーやアーティストの発掘・支援、受賞者とのコラボレーションを目指す、デザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD 2025」が開催される。今年で18年目を迎える本アワードは、デザインとアートの2部門を設け、アイデアや作品を生み出す『人』にもフォーカスし、受賞を起点として、選出されたデザイナーやアーティストの未来を支援する。東京ミッドタウンで実施される様々なプロジェクトにおける作品発表の機会やデザインワークの依頼ほか、海外プログラムへの招聘、企業とのコラボレーションプログラムなどを実施している。
概要
テーマと募集期間
- アートコンペ
テーマ:応募者が自由に設定
募集期間:4月21日(月)~5月12日(月)
東京ミッドタウンという場所を活かしたサイトスペシフィックな作品を募集。テーマを自由に設定し、都市のまん中から世の中に、そして世界に向けて発信したいメッセージをアートで自由に表現すること。
- デザインコンペ
テーマ:THE NEXT EXPERIENCE
募集期間:5月19日(月)〜6月30日(月)
デザインはますます領域を拡げている。テクノロジーの進化、価値観の変化、多様化するライフスタイル―あらゆる要素が混在する日常に生きる私たちの、これからの体験とはどんなものだろうか。未来に向けた、”Next Experience” へのアイデアをジャンルレスに募集する。
審査員
- アートコンペ
金澤韻(現代美術キュレーター)
追加: 永山祐子(建築家)
追加: 林寿美(インディペンデント・キュレーター)
追加: ヤノベケンジ(現代美術作家/京都芸術大学教授/ウルトラファクトリー・ディレクター)
追加: 脇田玲(アーティスト/慶應義塾大学教授)
- デザインコンペ
倉本仁(プロダクトデザイナー)
追加: 篠原ともえ(デザイナー/アーティスト)
追加: 菅野薫(クリエーティブディレクター/クリエーティブテクノロジスト)
追加: 中村拓志(建築家)
追加: 山田遊(バイヤー)
受賞者支援一例
- DESIGN & ART WALL #TOKYO MIDTOWN AWARD
東京ミッドタウン内の仮囲いをキャンバスに、これまでのアワード受賞者が作品を展示
- パートナー賞新設
受賞者・ファイナリストの中からパートナー企業・機関が選出した方へ副賞授与。
- 商品化および実現化サポート&イベントでのクリエイターとしての起用
デザインコンペ受賞者に向けて、受賞作品の商品化・実現化のサポートや販売、季節イベントにおけるデザインワークを依頼。
- 海外プログラムへの招聘・イベント視察
両コンペのグランプリ受賞者に、海外大学のアートプログラムへの招聘、デザインコンペへの招待など副賞として作家としての知見をさらに深める機会を提供。
- 期間限定アートスタジオ「ソノ アイダ #TOKYO MIDTOWN AWARD」
若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクト「ソノ アイダ #TOKYO MIDTOWN AWARD」を「日本橋室町162ビル」にて実施し、計13組の作家を招聘。
- 仮囲いアートプロジェクトでのコラボレーション
(仮称)日本橋本町一丁目3番計画新築工事用仮囲いアートプロジェクト「NIHONBASHI ART WALL PROJECT」や霞が関ビルディングの外壁工事のために設置された仮囲いをキャンバスにした「KASUMIGASEKI STREET MUSEUM」にて、計15組のアワード受賞者が作品を展示。
その他応募に関する詳細は公式サイトで確認できる。