ユニークでメタフィジカルな緑が目を引く

LATO × LATOから新しいコレクション"シノグラフィー "が発表された。革新的で建築的なキャッシュポットは、彫刻的なフォルムの土台に多肉植物を飾るという独創的な方法でグリーンの華やかなディスプレイを演出する。

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Scenografie collection
Photo credit: LATO × LATO

ヴァージニア・ヴァレンティーニとフランチェスコ・ブレガンツェ・デ・カプニストが設立したデザインスタジオは、シンプルな植木鉢の枠を超えキャッシュポットとスタンドが一体となった植物のための舞台のような装置を作り上げた。"シノグラフィー "はデ・キリコの絵画のように神秘的でメタフィジカル。多肉植物の幾何学性の魅力を最大限に引き出すように設計されている。

シノグラフィーコレクション

他のコレクションと同様、LATO × LATOはイタリアの芸術と建築の豊かな遺産からインスピレーションを得て現代的なスタイルに再構築している。このコレクションには3つの作品があり、それぞれが建築の芸術的言語を象徴する要素を連想させる。"Quinta n.1"は調和のとれた一連のアーチが深い遠近感を生み出し、ロマネスクとゴシックの境界線上にある。"Quinta n.2"は大聖堂の幾何学的な形状を思わせ、"Quinta n.3"は荘厳で抽象的な階段状のデザインとなっている。

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Quinta n. 1 - Scenografie collection
Photo credit: LATO × LATO

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Quinta n. 2 - Scenografie collection
Photo credit: LATO × LATO

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Quinta n. 3 - Scenografie collection
Photo credit: LATO × LATO

この3つの舞台はいずれも多肉植物の静かな存在感を際立たせるために特別にデザインされたもので、他のLATO × LATOの作品と同様にすべてイタリア製のエクスクルーシブな作品である。目に見えない職人技を背景として、多肉植物が舞台で演じるインパクトを最大限に与えることができる。

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All three “stage settings” are specifically designed to show off the quiet presence of succulents.
Photo credit: LATO × LATO

"シノグラフィー "コレクションは素材の加工により屋外での使用にも適している。ミニ建築はレーザーカットされた鉄製を手作業で溶接し、腐食や水、薬品などに耐性のある粉体塗装が施されている。マイカグレー、コルテン、べっ甲など洗練された色調で彩られイタリア・ルネッサンスの広場、宮殿、ポルティコへの敬意も作品に込められている。

LATO × LATOについて

LATO × LATOはヴァージニア・ヴァレンティーニとフランチェスコ・ブレガンツェ・デ・カプニストのクリエイティブデュオによって設立されたデザイン会社。生まれながらの旅行者であるフランチェスコとヴァージニアはミラノ工科大学を卒業後、仕事のために米国に移住。ニューヨークでの経験から「どこまでいっても、自分のルーツが作品にインスピレーションを与えてくれる」という意識が生まれ、メイドインイタリーのクラフトマンシップ、そしてイタリアの豊かな芸術と建築の遺産に対する情熱が多文化と結びついた。2018年LATO x LATOブランドが誕生し、2021年には他のブランドとのコラボレーションに特化したブランドのクリエイティブソウルであるstudio LATO × LATOが誕生。2019年大阪の大丸松坂屋百貨店本店のリニューアルオープンに際し催されたミラノデザインウィークイベントではLATO × LATOのハンドメイドの壁紙がベスト7に選出され、建築家隈研吾設計のエレガントなブティック「ルシアン ペラ フィネ」にて「OSAKA × MILANO DESIGN LINK」イベントも開催した。


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