現代アーティストPaola Piviによるホッキョクグマのオブジェをあしらったカナダグースの新コレクション
カナダグースは「国際ホッキョクグマの日」を記念して、イタリア生まれの現代アーティスト「Paola Pivi」と、長年のパートナーである「ポーラーベア インターナショナル(PBI)」とコラボレーションし、春夏用の限定カプセルコレクションを制作。2023年3月4日(土)より、直営店(一部店舗除く)と公式オンラインストアにて販売する。ホッキョクグマとその生息地が直面している危機への関心を広げたいという共通の思いから、売上の一部はPBIとホッキョクグマの保護を目的とした活動を支援するために寄付される予定だ。
ホッキョクグマの赤ちゃんの気まぐれな世界に入り込んだような気分にさせるこのユニークなコレクションでは、色鮮やかなプリント柄がカナダグースのエッセンシャルなアイテムに落とし込まれている。コレクションの制作のため、特別に使用されたアートは、元々2019年にピヴィがニューヨークのペロタンで「We are the baby gang」と題し、羽の生えたホッキョクグマの赤ちゃんのオブジェを用いた、初めての個展で発表されたもの。コレクション全体を通して、カナダグースと「Paola Pivi」が考案した鮮やかなクマが絡み合うカモフラージュ柄が展開されている。すべての製品は、あらゆる要素から身を守りながら、快適な着心地を提供するため、耐久性、汎用性、クールな印象を軸にデザインされており、レイヤリング、そして自然の中での開放的な暮らしを楽しむことができる。
Paola Piviについて
現代アーティストPaola Piviは、オブジェ、写真、ビデオ、インスタレーション、パフォーマンスなど、形式を問わない現代的なマルチメディア作品でよく知られており、その中でも羽が生えたホッキョクグマのオブジェは、彼女の代表的な作品。自宅があるアラスカの自然環境から作品のインスピレーションを得ており、これまでマイアミ ビーチにあるバス美術館やスイスのクンスターレ・バーゼルなど、世界有数の美術館で個展が開催されている。ピヴィの展覧会「We are the baby gang」では、蛍光色の羽を生やした70頭のホッキョクグマの赤ちゃんが、戯れたり、遊んだり、戦ったり、昼寝をしたり、まるで人間の仕草を真似しているかのように、地球環境の変化に順応していく様子をインスタレーションで表現している。彼女は、作品を通じて、地球規模の気候変動により、北極圏でホッキョクグマが直面している問題に焦点を当てているのだ。
ポーラーベア インターナショナルについて
「ポーラーベア インターナショナル」は、野生のホッキョクグマとその生息地の保護を目的とする唯一の組織。北極圏に生息するホッキョクグマの未来を守るため、自然保護活動家、科学者、ボランティアから構成されるチームによって、野生のホッキョクグマとその生息地の保護に取り組んでいる。
カナダグースは、地球を冷たく、そこに住む人々を暖かく保つことで、サステナビリティとブランドの価値観に基づくイニシアチブを統合したの目的プラットフォーム「HUMANATURE」を重視しながら、15年以上にわたり「ポーラーベア インターナショナル」の活動を支援している。彼らが世界中で画期的な研究、保護活動、支援活動を続けるために、これまで600万ドルを超える資金を調達してきた。2007年以来、このコミットメントはビジネスの中心であり、アイコニックなPBIブルーを基調とした限定デザインのPBIコレクションの制作を始め、これらの製品の売上はすべて「ポーラーベア インターナショナル」の重要な研究を直接支援するために使用されている。2019年には、マニトバ州チャーチルにある最先端のインタープリテーションセンター「ポーラーベア インターナショナル ハウス」の建設を支援している。