Mid-Century MODERNは、フランスの建築家・デザイナーのジャン・プルーヴェがデザインしたプロダクトのPOP UPストア「CONSTRUCTOR:Jean Prouvé」を2023年7月14日(金)から9月18日(月)まで渋谷PARCO4Fにて開催する。

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展示商品一部紹介

Standard Chair & Compas Direction
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Standard Chair:¥107,800
Compas Direction:¥356,400~

ジャン・プルーヴェがデザインした、いわずとしれた名作チェア《Standard Chair》(スタンダードチェア)。後ろ脚のフレームの形状が特徴的で、真正面や真後ろから見ると線のように、横や斜めから見ると三角の面で、見る角度によって印象が変わる。ジャン・プルーヴェがデザインした数あるチェアの中でも「スタンダード」と名付けられた、まさにこれからのスタンダードになり得る傑作チェア。

Fauteuil Direction Pivotant
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Fauteuil Direction Pivotant:¥355,300~

1951年にフランスの企業のためにデザインされた《フォトゥイユ ディレクション ピヴォタン》。クッション性の高いボリュームのある背座と木製のひじ掛けを組み合わせたデザインが特徴的。座る人の体重や動きに合わせて背もたれが後傾するチルティング機能や座面の高さ調節など、使いやすさを考えた機能が搭載されている。

Tabouret N°307
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Tabouret N°307:¥112,200

1951年に発表した《Tabouret N°307(タブレ 307)》。ジャン・プルーヴェは、1950年代初めに数多くのスツールをデザインし、製品番号で呼ばれていたため、このタブレ307も製造番号に由来する。元々は型押しされたアルミニウムシートだったが、オークの無垢材を使用し、復刻されている。

ジャン・プルーヴェ

ジャン・プルーヴェ(Jean Prouvé)は、鍛冶工としての経験を積んだ後、1924年にナンシーで自身の工房を開いた。しかし、会社の規模が大きくなるにつれて、利益を追求する株主との間で意見の相違が起こり、1953年には自身の会社を手放した。その後数十年の間プルーヴェは、パリに建設される多数の建築プロジェクトにおいて、コンサルティングエンジニアを任され、1971年には、ポンピドゥー・センターのデザインコンペのトップとして、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースのデザインを選出し、再び建築史にその名を刻んだ。

Mid-Century MODERN 渋谷PARCO店

渋谷PARCO店では、チャールズ&レイ・イームズ夫妻、ジョージ・ネルソン、エーロ・サーリネン、ハンス・J・ウェグナーなどのヴィンテージ家具のほか、ミッドセンチュリーの家具と相性の良い雑貨を取り扱っている。営業時間は11:00~21:00。

「CONSTRUCTOR:Jean Prouvé」概要

会場渋谷PARCO4F
会期2023年7月14日(金)〜9月18日(月)
営業時間11:00~21:00
URLhttps://mid-centurymodern.com/