Japan House London「MAKING NUNO Japanese Textile Innovation from Sudō Reiko 須藤玲子: NUNOの布づくり」関連イベント
ジャパン・ハウス ロンドンは、NUNOのディレクターで国内外で高い評価を得ているテキスタイルデザイナー、須藤玲子の作品とその創作プロセスに迫る展覧会「MAKING NUNO Japanese Textile Innovation from Sudō Reiko 須藤玲子:NUNOの布づくり」を2021年5月17日(月)から7月11日(日)まで開催する。すでに先行公開をしているグランドフロアに続き、2021年5月17日(月)からは、ついに地下ギャラリーも含めた全展示が公開となる。
本展では全国の工場や職人とのコラボレーションにより日本の繊維産業の可能性を広げ、サステナブルな生産モデルを構築してきた須藤の取組みに焦点をあてていますが、その関連イベントとして制作の現場をライブでつなぎ、NUNOの布づくりの裏側を紹介する「オンライン生産者訪問」も開催する。第一弾の2021年5月14日(金)は日本有数の絹織物の産地であり丹後ちりめんの生産で知られる京丹後より田勇機業株式会社の代表 田茂井勇人が、第二弾の6月4日(金)には須藤と共にシルクの廃物利用である「きびそ」をつかった革新的な布づくりをおこなう山形の鶴岡シルク 大和匡輔が登場。
当日は現地とジャパン・ハウス ロンドン企画局長 サイモン・ライト、東京のNUNOの須藤玲子をオンラインでつなぎ、トークセッションを交えて工場の様子を案内する。NUNOが製作の現場をこうしたかたちで公開するのは初の試みとなり、作り手との対話を通じて革新的な布づくりを続ける須藤のクリエイションに迫る貴重な機会。
各イベントにはZOOMでの参加、もしくはJapan House LondonのFacebook、YouTube、LinkedInでのライヴストリーミング、後日公開されるアーカイブでの視聴が可能(ZOOMのみ事前予約制/無料)。
須藤玲子 プロフィール
株式会社布の設立に参加。現在取締役デザインディレクター。英国UCA芸術大学より名誉修士号授与。2019年より東京造形大学名誉教授。日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術までを駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品は国内外で高い評価を得ており、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、東京国立近代美術館等に永久保存されている。代表作にマンダリンオリエンタル東京、東京アメリカンクラブがある。国内外の数多くの展覧会に出品。
オンライン工場見学 : 丹後ちりめん Tango Chirimen: Factory Visit & Conversation詳細
日時 | 2021年5月17日(月)から7月11日(日)まで |
出演 | 田勇機業 代表取締役社長 田茂井勇人 / NUNO デザインディレクター 須藤玲子 / ジャパン・ハウス ロンドン企画局長 サイモン・ライト |
URL | Japan House Londonのウェブサイト (ZOOMのみ事前申込制) |
対談:鶴岡シルク X 須藤玲子 廃物利用「きびそ」(仮)
日時 | 2021年6月4日(金)20-21時 *ロンドン現地時間12-13時 |
出演 | 鶴岡シルク株式会社 代表取締役 大和匡輔 / NUNO デザインディレクター 須藤玲子 / ジャパン・ハウス ロンドン 企画局長 サイモン・ライト |
URL | Japan House Londonのウェブサイトに近日中にアップ |
展覧会概要
期間 | 2021年5月17日(月)から7月11日(日)まで |
会場 | Japan House London |
入場 | 無料(予約制) |
URL | https://bit.ly/3w3uQeq |