世界的建築・デザイン界の著名人が審査を担当

NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、15回目となる「ADFデザインアワード2025」の第一弾審査員を発表いたします。本アワードは建築・デザイン業界をリードする著名な人物を審査員に迎え、優れたデザイン作品を世界に紹介する場として注目を集めています。今年度も多様な分野から選ばれた審査員による審査を通じて、新たなアイデアや革新的な作品を発掘します。第一弾として発表された審査員4名は以下の通りです。adf-web-magazine-adf-design-award-2025

第一弾審査員

Joe Chan / Designtone Interior Practice 代表

オーストラリアで建築を学び、数々の設計事務所で上級管理職を経験した後、Designtoneを設立。インテリアデザインの限界を押し広げる彼のアプローチは、創造的な自由と多様な課題に対応する適応性を特徴としています。教育者としても活躍し、幅広い講演活動を行う他、MIID副会長やIFI理事としてリーダーシップを発揮しています。adf-web-magazine-adf-design-award-2025-jury-announced-4

Alberto Bortolotti / ミラノ建築家協会副会長

ミラノ工科大学で都市計画を学び、国内外で都市再生に関する研究を進める建築家。複数の大学や文化機関との共同研究を行い、イタリア文化省や欧州議会での都市政策に関する活動を展開。著書『Modello Milano』では、主要都市の変容をテーマにした考察を発表しています。adf-web-magazine-adf-design-award-2025-jury-announced-3

Chatpong Chuenrudeemol / Chat Architects 創設者

タイのバンコクを拠点に活動し、数々の国際的な賞を受賞するアーキテクト。公共空間やアダプティブ・リユースをテーマにしたプロジェクトが世界中で高い評価を得ています。2024年には広州デザイントリエンナーレ「バンコク・バスターズ」展にも参加しました。adf-web-magazine-adf-design-award-2025-jury-announced-2

Keat Ong / Keat Ong Design 代表、APSDA会長

多くの賞を受賞し、シンガポールを拠点に活動するデザイナー。Keat Ong Designの設立者であり、SCKD Pte Ltdの共同設立者でもあります。デザインの多様性を追求し、アジア太平洋地域でのデザイン発展に貢献。著書『Injecting Architecture』で彼のデザイン手法を示しています。adf-web-magazine-adf-design-award-2025-jury-announced-1

「ADFデザインアワード2025」募集要項

応募期間

2024年8月15日(木)から12月20日(金)まで(日本時間必着)

募集カテゴリー
  • ホスピタリティ:ホテル、カジノ、テーマパーク、パビリオンなど
  • コマーシャル&オフィス:ショッピングセンター、デパート、オフィスビルなど
  • 集合住宅:個人住宅、インテリア以外
  • 教育とスポーツ:学校、研究施設、スタジアムなど
  • 文化的建造物:劇場、図書館、博物館、美術館、ギャラリー、病院など
  • 公共建築:公共建築物、空港、駅、港など
応募URL

https://9154.evalato.com/

受付期間

2024年8月15日(木)から12月20日(金)まで※日本時間必着

賞金
  • 最優秀賞:30,000米ドル(全カテゴリーより1作品)
  • 優秀賞:5,000米ドル(全カテゴリーより2作品)※該当作品がない場合、賞の受賞者を選出しないことがあります。
副賞
  • 最優秀賞、優秀賞受賞者は「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中にフォーリサローネのADF会場で作品を展示(写真や模型など)
  • 設営費用として1,000米ドルまで青山デザインフォーラムが負担
  • メタバースミュージアム「COCO WARP」での展示機会
  • ADFが運営するアートギャラリーでの展示機会
  • 最優秀賞受賞者にはADFビジネスマッチング事業部での1年間のPRサポート
応募資格
  • 個人またはグループ(1グループ1作品案まで)
  • 国籍不問
  • ADFの会員であること(入会費用は無料)
応募費用

無料

提出物
  • デザイン提案書:デザインコンセプト、マテリアル、ディテールについて(A4横 PDFで5枚以内)
    ※解像度300dpi以上、ファイルサイズは10MB以内、フォントサイズは11pt以上
  • デザイナー経歴書(A4横 PDFで5枚以内)
審査基準
  1. 美しさ:形状、色彩、ディティール、素材選定が芸術的な価値を持つか。
  2. イノベーション:社会変化への対応、新素材や革新的なプロセスの採用、先駆的なデザインの挑戦。
  3. 有益性:ユーザーや環境への配慮、持続可能性があるか。
  4. 地域性 / 文化性 / 時代性:地域との融合と差別化、文化的背景への適応。
審査委員
  • Joe Chan / Designtone Interior Practice 代表
  • Alberto Bortolotti / ミラノ建築家協会副会長
  • Chatpong Chuenrudeemol / Chat Architects 創設者
  • Keat Ong / Keat Ong Design 代表、APSDA会長
  • その他
結果発表

2025年3月12日(水曜日)

使用言語

英語

主催

NPO青山デザインフォーラム(ADF)

問合先

Email:award@adf.or.jp

ADFデザインアワード

「ADFデザインアワード」は、最新のデザインを発見し、世界へ紹介することを目的に創設されました。見た目の美しさだけでなく、デザインの誕生過程や込められた思想に注目し、人々の生活をより豊かにし、環境に優しい革新を生み出すデザインを求めています。応募者の皆様には、この絶好の機会を活用して、世界へ自らのデザインを発信してください。