エスパス ルイ・ヴィトン大阪にてゲルハルト・リヒターの展示会「Abstrakt」を開催

ルイ・ヴィトンのクリエイティビティに対する情熱への象徴であるアートスペース、エスパス ルイ・ヴィトン。東京に続き国内で2つ目となるエスパス ルイ・ヴィトン大阪では、第2回目の展覧会として、ドイツ人アーティスト ゲルハルト・リヒターを紹介する「Abstrakt」展を開催。本展は、世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンで展開される「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として企画されたもので、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品から選び抜かれた作品を展示する。開催期間は、2021年11月19日から2022年4月17日までとなっている。

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MÖHRE (1984) 200 × 160 cm, Exhibition view at Fondation Louis Vuitton, 2014, © Gerhard Richter, Photo credits: © Fondation Louis Vuitton / Martin Argyroglo

本展では、コレクションから厳選されたリヒターの18点の抽象作品を、30年以上にわたる創作活動を辿りながら紹介する。そのうちの2作品、《940-4 Abstraktes Bild (アブストラクト・ペインティング) 》と《941-7 Abstraktes Bild (アブストラクト・ペインティング) 》(2015年)は、今回が初公開となる。

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STRIP (921-2) (2011) 200 × 440 cm, Exhibition view at Fondation Louis Vuitton, 2014, © Gerhard Richter, Photo credits: © Fondation Louis Vuitton / Martin Argyroglo

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて

フォンダシオン ルイ・ヴィトンはフランス パリにある、ルイ・ヴィトン財団の美術館。現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関である。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、より多くの人々に作品に触れる機会を提供し、興味を持ってもらうことを目指している。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、既に21世紀を象徴する建築物として価値を認められており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現している。2014年10月の開館以来、600万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきた。 フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開していくことを掲げてきた。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の「Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展、2021年 の「The Morozov Collection」展)やニューヨーク近代美術館「(Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド・ギャ ラリー「(The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展)などが挙げられる。また、フォンダシオンは、東京、ミュンヘ ン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的 とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っている。これらのスペースで 開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動を紹介している。

「Abstrakt」展 開催概要

会期2021年11月19日 - 2022年4月17日
会場エスパス ルイ・ヴィトン大阪
開館時間12:00-20:00
休館日ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準ずる
入場無料