アーキプロダクト・デザイン・アワードの受賞作品が決定

アーキプロダクト・デザインアワード2023の受賞者がミラノのトルトーナ通りにあるスーパースタジオ・スペースで20203年11月16日(木)に発表された。世界中の優れたデザインを称えるアワードの受賞者を決定するため、デザインと建築の国際的なトップクリエイター達が一堂に会した。会場となったこの場所は、ミラノ・デザイン・ウィークのシンボルであるゾナ・トルトーナ発祥の地であり、デザイン、アート、ファッションが出会う文化的な舞台でもある。

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Photo credit: Archiproducts

サステナビリティ・アワード

サステナビリティ・アワードは、今回初めて一般に公開。ADAのロゴにインスパイアされた前代未聞のトロフィーは、ミケーレ・デ・ルッキ率いるAMDL CIRCLEスタジオによるデザインで、香り高いレバノン杉でRiva 1920によって製造された。サーキュラー・エコノミーとサステナブル・デザインを最もよく体現したブランドにアワードが贈られた。

デザイナー・オブ・ザ・イヤー

この新しい称号は、Studiopepeの顔であるアリアンナ・レッリ・マミとキアラ・ディ・ピントの2人に授与された。旧スーパースタジオの工業スペースに展示された受賞製品のセレクションは、まさに集団的で参加型のインスタレーションを作り上げた。ミラノ新美術アカデミー (NABA)の学生が芸術作品のように展示された製品をゲストに案内し、それぞれのストーリーや背景を紹介した。受賞ブランドには、スペインのデュオ、MUTデザインがデザインし、デ・カステッリが今回のためにデダリエ仕上げで製作したアイコン / トロフィーが贈られた。受賞製品のデザイナーには、マイケル・アナスタシアデスがデザインしたサルバトーリのトロフィーが贈られ、大理石のモノリスでグリジオ・ヴェルシリアが使用された。

また、アーキプロダクト・デザイン・アワード2023の審査員は応募作品の複雑な評価への重要な貢献が認められ、特別表彰を受ける。ミニ・アーキテクチャー"Jury Seal"は、Ceadesign社とのコラボレーションにより、今回のために特別にデザイン・製作された、ブラック・アイボリー仕上げの貴重なステンレス製のミニチュア・ハウスとなる。

受賞作品の詳細はこちらから。

アーキプロダクト・デザイン・アワード

アーキプロダクト・デザイン・アワードは、幅広いカテゴリーにおいて優れたデザインを表彰することを目的に、アーキプロダクト社が主催する国際的なデザインコンペティション。特に、アーキプロダクト・デザインアワードでは、新しい素材、形状、機能によって、今日および明日の生活の質を革新し、向上させることができる製品を表彰している。

アーキプロダクト

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