「ADFデザインアワード2026」審査員第一弾を発表

ADF11/18/2025≫ デザイン≫ アワード

「ADF Design Award 2026」

国際的なデザインコンペティションにふさわしい建築・デザイン界の著名人が集結

NPO青山デザインフォーラム（ADF）は主催する国際デザインコンペティション「ADFデザインアワード2026」の審査員第一弾を発表いたしました。今年で16回目を迎える本アワードには、今年も建築・デザイン界を牽引する世界各国の専門家が参加します。今回発表された4名の審査員は以下のとおりです

Christina Yao（クリスティーナ・ヤオ） / Dezeen中国版編集者

Christina YaoはDezeenの中国編集者として、WeChatおよびRed Noteのアカウントを通じて、中国およびアジア太平洋地域の建築・デザインに関するコンテンツを発信しています。現在は上海とメルボルンを拠点に活動しており、以前はロンドンにて6年間、『China Business Network（中国商業網）』の欧州特派員を務めていました。2019年に中国へ帰国後、『Business of Fashion』中国版のマネージング・エディターを経て、2021年よりDezeenに参加しています。

M.L. Varudh Varavarn（ヴァルド・ヴァラヴァーン） / Vin Varavarn Architects 創設者・プリンシパルアーキテクト

M.L. Varudh Varavarnは、タイ・バンコクを拠点とする建築事務所 Vin Varavarn Architects（VVA）の創設者です。2022年には、現代タイ芸術に貢献したアーティストに贈られる最高栄誉「シルパトーン・アワード」を受賞しました。同氏のプロジェクトは、国際バルバラ・カッポッキン建築ビエンナーレ最優秀賞、Golden Pin Best Design Award、Design Anthology PEOPLE Award、RIBA International List 2018、ASA建築デザイン賞金賞など、国内外で高い評価を受けています。さらに、社会貢献活動にも積極的で、タイ国内の恵まれない地域において学校や低価格住宅の設計を非営利団体と連携して行っています。2018年には「第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」タイ館のチーフキュレーターも務めました。

IDr Ooi Boon Seong（ウーイ・ブン・ション） / OD & A 最高経営責任者

IDr Ooiはマレーシアのインテリアデザイン業界において30以上のExcellence Awardを受賞している著名なデザイナーです。その中には、The BrandLaureateによる「2019年 Industry Icon Award」も含まれます。マレーシアインテリアデザイナー協会（MIID）の設立に重要な役割を果たし、2022年から2024年には会長を務めました。また、若手デザイナー育成にも尽力しており、LAM、PAM、MIID、Star Property、Asia Young Designer Award（AYDA）などの主要デザインアワードにおいて審査員を務めています。現在は、30年以上のキャリアを活かしてOD&Aを率い、高品質で創造的なデザインを提供し続けています。

Marco Bevolo（マルコ・ベヴォロ） / World University of Design 専任講師 / Marco Bevolo Consulting 創設者

Marco Bevoloはインド・ソパルトにあるWorld University of Designのデザインフューチャーズ専任講師であり、オランダ・ブレダ応用科学大学の研究員でもあります。ティルブルフ大学の行動・社会科学研究科で博士号を取得。1999年から2009年までフィリップス・デザインのディレクターとして、city.people.lightの第2回グローバル版を主導し、2010年から2016年にはフィリップス・ライティング（現Signify）で都市の未来に関する研究に従事しました。講演活動も豊富で、Sony Creative CenterやFabrica（Benetton）などでの実績があり、FCAやLighting Design Collectiveといった企業へのコンサルティングも行っています。著書は4冊、査読付き論文・雑誌記事は30本以上にのぼります。