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栗田宏一・須田悦弘展 - Contentment in the details -

山梨県立美術館は、特別展「栗田宏一・須田悦弘 展」を2020年11月14日(土)より2021年1月31日(日)まで開催する。栗田宏一(1962~)と須田悦弘(1969~)は独自の表現によって地歩を築いている現代アーティストであり、ともに山梨県笛吹市の出身。自ら訪ね歩いた地で一握りの土を採集し、それを展示するという手法を取る栗田宏一。朴の木を削り彩色した植物の彫刻を、空間にさまざまなかたちで展示するインスタレーションを展開する須田悦弘。日常の中にもう一つ別の世界を開いてくれる、二人の作品世界が展示される。

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栗田宏一《soil library》

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栗田宏一《soil library》

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栗田宏一《soil library》

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栗田宏一《soil library》

栗田は様々な土地を旅し、自分の手で土を集めてきた。25年かけて日本全国の旧市町村3233のすべてを採集。土は丁寧に乾かし、余分なものを取り除くと、ありのままの色を見せる。一切着色していない、そのままの土が実に多様で美しい色に満ちていること、そして我々が普段の生活の中で、土の多彩さに気がつかずにいることを作品は伝える。

須田は、精巧な木彫をさまざまな空間に展示。既存の空間の中でも隅や物陰など、人の目につきにくい所に展示されることもある。あたかも建物から生えているかのように設置されることもある植物の木彫は、作品を探す楽しみや、空間に対する認識を覆す驚きをもたらす。また、専用の構造物を制作し、その中に植物を配することもある。いずれの展示方法でも、鑑賞者は木彫と空間とが一体となったインスタレーション作品を体感することができる。

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須田悦弘《泰山木:花》千葉市美術館蔵

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須田悦弘《芙蓉》(部分) 2012年 千葉市美術館寄託

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須田悦弘《芙蓉》2012年 千葉市美術館寄託

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須田悦弘《雑草》

栗田宏一・須田悦弘展 - Contentment in the details - 概要

タイトル栗田宏一・須田悦弘 展 - Contentment in the details -          
会場山梨県立美術館 特別展示室
会期2020年11月14日(土)~2021年1月31日(日) 
休館日2020年11月16日(月)、24日(火)、30日(月)、 12月7日(月) 、14日(月) 、 21日(月) 、26日(土) ~2021年1月1日(金)、1月4日(月) 、12日(火) 、18日(月) 、25日(月)
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
主催山梨県立美術館