チームラボの巨大インタラクティブ作品がシンガポールの高層ビルに常設展示

​アート集団チームラボの巨大なインタラクティブ作品《増殖する無量の生命 - Sunrise and Sunset, A Whole Year per Year, Singapore》が、シンガポール中心地にオープンした高層ビルCapitaSpring内に登場した。常設展示となる本作は、実際の時間と季節とともに、花々が生まれ、咲き、散り、移ろい続ける。また、人々が作品の近くを通ると、花や蝶は散り、エレベーターのドアが開くと蝶は逃げていく、インタラクティブな作品となっている。

《増殖する無量の生命 - Sunrise and Sunset, A Whole Year per Year, Singapore》

展示されるのは、高層ビルが立ち並ぶシンガポールの中心地にオープンした、高さ280メートル、51階建ての超高層ビル、CapitaSpringのロビー。誰でも鑑賞することができる。

《増殖する無量の生命 - Sunrise and Sunset, A Whole Year per Year, Singapore》

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。