東京藝大にて、SDGsをテーマにした社会課題にアーティストが取り組む展示会「SDGs×ARTs」展 を開催

東京藝術大学大学美術館では2021年7月22日(木・祝)から8月31日(火)の期間、<「SDGs×ARTs」展十七の的(まと)の素(もと)には芸術がある>を開催する。この展覧会は、現代社会において芸術が担うべき新たな役目とその可能性を見つめるために立ち上がった「I LOVE YOU」プロジェクトの一環として開催される。2021年度は「SDGs」をテーマとし、アーテ ィストたちが当事者として社会課題に取りむ。adf-web-magazine-sdgs-arts-1

プロジェクトの参加者は、東京藝術大学の学生・卒業生・教職員。「芸術は、人を愛する」という信念に基づき、2021年は「SDGs (Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」をテーマとし、アーティストたちが当事者として、社会課題に取り組む。SDGsの17の目標の中に何故「芸術」はないのか?「芸術はSDGsに接続できるのか」についての取り組みや試行錯誤のプロセスを展示する。adf-web-magazine-sdgs-arts-2

アーティスト・プロジェクトタイトル

  • 井上修志(美術)「恩田プールで間を探す​」
  • イミグレーション・ミュージアム・東京(音楽・国際芸術創造)ー主宰:岩井成昭、企画運営:音楽学部音楽環境創造科・大学院国際芸術創造研究科熊倉純子研究室、多国籍美術展「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと - 」
  • ヴィンセント・ライタス & レイ・LC/ Vincent Ruijters & Ray LC(美術)「ちきゅうっち(あまぞんっち)」
  • 奥野智萌(美術)「Finger Braille Piano」
  • 樫村芙実・森純平・メイサムスバ・小林一行・美術学部建築科 樫村芙実研究室(美術)「The World Learning from Africa」
  • 上川桂南恵(美術)、体験型シンポジウム「災害時のアートインフラを考える」
  • 木藤遼太・久保田ヤスタカ・後藤宙・髙橋銑・多田恋一朗・村岡佑樹(美術)「布をとりまく物語」
  • 楠田健太・小宮山雄太・水本紗恵子・丹野理佐(演奏藝術センター)「よりみち藝大座 〜日本の伝統芸能から考えるダイバーシティ〜」
  • 小西隆仁・花岡美優(美術)「絵の置かれたリビング」
  • 佐藤絵里子[by Yadorigi](美術)「海辺の漂流物をつかって美しい生き物をつくろう」
  • jwcm[女性作曲家会議](音楽)「Arts & Women」〈女性作曲家 x 多次元立体音響装置・編〉
  • 関根ひかり(美術)「活版是字緒  かっぱんcollegio」
  • 大学院映像研究科アニメーション専攻 平面アニメーション領域[山村浩二](映像)「龍野国際映像祭 2021」
  • 大学院美術研究科芸術学専攻美術教育研究室・美術学部工芸科染織研究室(美術)「あおもりJOMON GYOMO プロジェクト」
  • 小さな夢、はじめました。[宇野好美・加藤イオ・佐相友里子・中島優子](美術)「小さな悩み、はじめました。」を、続けました。
  • 儲靚雯・郭家伶(美術)「裂織日常」
  • 萩原睦(美術)「まほろばの記憶 ~The Memory of Utopia~」
  • 美術学部先端芸術表現科 日比野克彦研究室(美術)「TARA JAMBIO ARTプロジェクト2021」
  • 美術学部Diversity on the Arts Project[DOOR]・大学院美術研究科デザイン専攻 Design Embody研究室[橋本和幸研究室](美術)「障害者の困難な体験環境をアートで解決するセンサリールームプロジェクト」
  • 美術学部デザイン科 Design Civics研究室(美術)「WowMAN」
  • 森永旅・杉浦瑛優・小笠原勇人(音楽)「Signifiant」
  • 「ヤギの目」[美術学部先端芸術表現科 小沢剛研究室・藝大有志・地域住民・作家・アートNPO職員からなるチーム](美術)「ヤギの目で社会を見る、「ヤギの目」プロジェクト」
 
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「I LOVE YOU」プロジェクト

「SDGs×ARTs」展 開催概要

日程2021年7月22日(木・祝)〜8月31日(火)
時間10時〜17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日月曜日、8月10日(火) ※8月9日(月・祝)は開館
会場東京藝術大学大学美術館本館展示室3・4
観覧料無料
特設サイトhttps://www.sdgsarts.geidai.ac.jp/