『ONBEAT vol.18』故・坂本龍一ロングインタビュー、ダムタイプや大巻伸嗣の独占インタビューを収録
バイリンガル美術情報誌『ONBEAT vol.18』が2023年5月5日に発売される。今年3月末に逝去した音楽家・坂本龍一が、同月中旬、生前最期に語ったロングインタビューとともに、その半世紀近くにわたるキャリアを振り返る。またその坂本龍一もプロジェクトメンバーとして参加したダムタイプの創作の歴史を、結成以来の中心メンバーである高谷史郎が、長谷川祐子を聞き手に語る。そのほか大巻伸嗣や、KYOTOGRAPHIEなどを独占インタビューで紹介。連載は落合陽一や現代アートコレクター高橋龍太郎など、保存版と呼べる充実の内容で発刊される。
坂本龍一 ロングインタビュー
数々の名曲を残して、今年3月末に逝去した音楽家・坂本龍一。亡くなる直前の同月中旬に、デビュー作『千のナイフ』から最新オリジナルアルバム『12』まで、各アルバムの創作秘話を語り尽くしたロングインタビューを、22ページにわたり掲載する。
DUMB TYPE インタビュー
日本のアートコレクティブの先駆け的存在である「ダムタイプ」。その結成から、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展としてアーティゾン美術館で現在開催中の個展までのダムタイプの創作の歴史を、結成以来の中心メンバーである高谷史郎が、キュレーターの長谷川祐子を聞き手に語る。
大巻伸嗣 インタビュー
「存在」とは何かをテーマに制作するアーティスト・大巻伸嗣。現在、弘前れんが倉庫美術館で大規模個展「大巻伸嗣ー地平線のゆくえ」を開催中で、今秋、国立新美術館でも個展を開催予定の大巻が、「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに、創作の歴史と自身の思いを語る。
「跳躍するつくり手たち」展 インタビュー
京都市京セラ美術館で開催中の「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」。本展の企画・監修者である川上典李子が、自然と人工、情報環境と実社会といったさまざまな関係性を軽やかにつないで再解釈する日本のアート、デザイン分野の気鋭の作家20名を語る。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 インタビュー
京都ならではの歴史的な建造物を舞台に開催され、今年11年目を迎える同展。その質の高い展示と多彩なプログラムによって、アートファンのみならず京都の街や人々を巻き込むイベントへと成長した同フェスティバルの歩みについて、共同創設者/共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介が語る。
他、二次元派(沓名美和×中山淳雄)、Tokyo Gendai(高根枝里×大林剛郎)の対談、連載「落合陽一の視線」、連載「鈴木芳雄の知新温故」、連載「高橋龍太郎のニッポン現代アートの価値」、連載「林信行の22世紀に残すべき価値」、連載「赤塚佳仁」、連載「武邑光裕のすばらしい新世界へようこそ」など、盛りだくさんのアート&カルチャー情報が、スタイリッシュなデザインと和英併記の文章で紹介される。
『ONBEAT vol.18』概要
発売日 | 2023年5月5日(金) |
定価 | 2,500円+税 |
発行元 | 社音美衣杜 |
特設サイト | https://bit.ly/3n3fwzI |