POLA MUSEUM ANNEX アート展 「INTENSITY」
美とテクノロジーで「光」「空間」「人」「インタラクション」が融合した光のアートやデザインワークを手がけるアーティスト松尾高弘の展示会Takahiro Matsuo「INTENSITY」が、ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)にて、2020年7月20日(月)から9月6日(日)まで開催されている。
松尾高弘は映像、照明、オブジェクト、テクノロジー、インタラクションによる光のインスタレーションを制作。その作品は映像やライティングを主として、プログラミングやシステムをも自ら手がけるなど、アナログからデジタルを横断する独自のクリエイションが特徴であり、身体や感覚に訴えかけるエモーショナルな空間インスタレーションを得意とする。2009年ミラノサローネでのCANON《NEOREAL》では国際的に話題となり、2018 年にもミラノサローネにてKAWAI(河合楽器製作所)《Crystal Rain》を手がけるなど、近年は数多くのラグジュアリーブランドとのタイアップによる光のアートワークを手掛け続ける。ポーラ ミュージアム アネックスでは2011年の「LIGHT EMOTION」以来、9年ぶりの展示会となる。
本展では、光や現象による「INTENSITY(=強度)」をコンセプトに、光のエネルギーやコントラストを力強く知覚体験できる作品3点を展示する。新作の「SPECTRA」は世界初の技術を使った光と水のインスタレーションで、太陽光の放射角を持つ特殊な光が水を透過して反射することにより、閃光のような眩い光を放つ。暗い空間に現れる光の群は、キラキラと輝きながらも、儚く静かであるが、確実にその輝きのエネルギーは鑑賞者の心に響き、内に秘めた自らの強さを目覚めさせてくれるような作品。
アーティスト 松尾高弘
1979年生まれ、福岡県出身。株式会社ルーセントデザイン(LUCENT)代表。九州芸術工科大学大学院修了。映像、照明、オブジェクト、インタラクションと、美的表現による光のインスタレーションを中心に、自ら制作する映像やライティング、プログラミングなど、多彩な表現やテクノロジーによるアートワークを一貫して手がける。自然界の現象と法則性、イマジネーションによる繊細な光の表現とエモーショナルな作品群によって、都市や商空間のパブリックアート、各国のエキシビション、ラグジュアリーブランドのためのアートやデザインなど、国際的に幅広く展開している。
主な受賞に、主な受賞に、DSA日本空間デザイン賞2016銀賞・2018銀賞・2018入選・2019BEST100(日本)、iF DESIGN AWARD 2020 入賞(ドイツ)、Frame Awards 2020 Longlist(オランダ)、DFA Awards 2019 MERIT(香港)、Laval Virtual Awards 2008 先端技術賞 (フランス)など。
公式サイト: http://www.lucent-design.co.jp/
展示会概要
展覧会名 | Takahiro Matsuo 「INTENSITY」 |
会期 | 2020年7月20日(月)〜9月6日(日) |
休館日 | 2020年7月27日(月)、8月11日(火)、8月24日(月) |
開館時間 | 11:00~18:40 |
入場 | 入場無料 / web による事前予約制 |
会場 | ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3 階) |
アクセス | 東京メトロ銀座一丁目駅 7 番出口すぐ / 東京メトロ 銀座駅A9番出口から徒歩6分 |
主催 | 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス |
URL | https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/ |