国内外の作家を中心に約35点の現代アート作品が展示

寺田倉庫が運営する現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2022年8月6日(土)から10月16日(日)までOKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展を開催する。本展覧会では草間彌生をはじめ、近藤亜樹、ジャデ・ファドジュティミ、山下紘加などの若手作家を含む約16名の国内外の作家を中心に約35点の現代アート作品が展示される。

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OKETA COLLECTIONはコレクターの桶田俊二・聖子夫妻が約20年前より収集してきた骨董や現代アートのコレクションで、近年は美術館やギャラリースペースで展覧会を開催し、現代アートの面白さを発信している。WHAT MUSEUMでは前期・後期に分けてOKETA COLLECTIONを2つの異なるテーマの展覧会で紹介される。前期「Mariage −骨董から現代アート−」展の開催に続き、後期「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展では桶田夫妻の現代アートコレクションの原点でもある世界的に著名な作家・草間彌生をはじめ、近年注目を集めている近藤亜樹やジャデ・ファドジュティミ、山下紘加などの若手作家を含む国内外の女性作家の現代アート作品が展示。桶田夫妻が魅了されたこれらの作品は、逞しく生きる力に満ち、常に楽しみながら止まることのないOKETA COLLECTIONの本質でもあるように感じられる。また不安定な状況が続く現在の社会において、自分を信じて前向きに生きていく、そのようなメッセージを出展作家であるジュリア・チャンの作品タイトル「YES YOU CAN」に重ねて、ポジティブなエネルギーを作品とともに届けられる。

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ジュリア・チャン 《YES YOU CAN》©Julia Chiang Courtesy of NANZUKA

本展覧会の見どころ

草間彌生、近藤亜樹、ジャデ・ファドジュティミ、山下紘加に焦点を当てた展示スペースにより各作家の作品を堪能できる。草間彌生の1980年代に制作された貴重な立体作品や、近藤亜樹《星、光る》(2021年/約227×545cm)をはじめ、今津景《My Heart In My Hand (Gray Shade)》(2020年/300×200cm)、鍵岡リグレアンヌ《Reflection h-27》(2021年/約194 x 391cm)など国内作家のダイナミックな大型作品も展示。さらには、海外作家のジェネシス・ベランジャー、キャサリン・バーンハート、タラ・マダニなどのときにポップでありシニカルな異なる視点で描かれた生命力に溢れる作品を見ることができる。

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川内理香子 《Sun's trip》 ©︎Rikako Kawauchi, courtesy of the artist and WAITINGROOM

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山下紘加 《Red Mountain》©THE CLUB

OKETA COLLECTIONについて

桶田俊二・聖子夫妻が2000年代より始めたコレクション。長年、ファッションビジネスに携わってきた夫妻が、骨董の収集からスタートし、2010年、草間彌生の作品との出会いをきっかけにコンテンポラリーアートの本格的なコレクションへと大きく踏み出す。「一目惚れ(love at first sight)」のように強くインスパイアされた作品をピックアップする桶田夫妻のセンスが、時代を反映したユニークなコレクションを形成している。国内外の巨匠の逸品からファッション、ストリート・カルチャーとアートまで勢いのあるラインアップがOKETA COLLECTIONの特徴。

WHAT MUSEUMについて

2020年12月、東京・天王洲にオープンした「WHAT MUSEUM」。寺田倉庫が作家やコレクターから預かっている貴重なアート作品を公開する芸術文化発信施設。倉庫会社としての美術施設はどう在るべきかを模索し、たどり着いたのは「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプト。作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示し、アートとの出会いの場を創出する。

OKETA COLLECTION「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」展開催概要

会期2022年8月6日(土)から10月16日(日)まで
会場WHAT MUSEUM 2階
時間11時~18時
入場料一般1,200円、大学生 / 専門学生 700円、高校生以下 無料

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