没後10年にして初の回顧展

中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」展が、大阪の国立国際美術館で2026年3月14日(土)から6月14日(日)まで開催される。2016年に没した画家の中西夏之の没後10年にあたる節目に初の回顧展となる。画家を志しながらも、前衛美術家集団「ハイレッド・センター」の一員として数々のイベントを繰り広げ、絵画から離れていった1960年代前半。その後、舞踏家・土方巽との出会いをきっかけにして本格化した絵画への回帰。本展ではこのような背景を経た中西の半世紀以上にわたる制作の軌跡を振り返り、その特異な絵画理念と実践を、ともに浮き彫りにする試みとなっている。

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かつて中西は、絵画のありようを指して「緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」という謎めいた言葉を残した。本展ではこの言葉をタイトルに置き導きの糸としつつ、中西の投げかけた問いに向き合う。

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《韻 YS》1959年 個人蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

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《コンパクト・オブジェ》1962年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

本展は山梨県立美術館(7月4日(土)~8月23 日(日))、セゾン現代美術館(9月5日(土)~ 11月3日(火・祝))、茨城県近代美術館(11月12日(木)~ 2027年1月17日(日))へ巡回される。

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《弓形が触れて Ⅲ》1978年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

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《紫・むらさき XVIII》1983年 国立国際美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

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《中央の速い白 XIII》1990年 千葉市美術館蔵 ©NATSUYUKI NAKANISHI

「中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」展 開催概要

会期2026年3月14日(土)~6月14日(日)
時間10:00~17:00、金曜は20:00まで
会場国立国際美術館 地下3 階展示室
休館日月曜日(ただし、5月4日は開館)、5月7日
料金一般1,500円、大学生900円、高校生以下・18歳未満無料
URLhttps://tinyurl.com/5586n2a2