人気作家を多数輩出している「コルクラボマンガ専科」初となる卒業制作展
ADF(NPO青山デザインフォーラム)は、アート展「ADF Art Gallery Project」の21回目として、コルクラボマンガ専科7期卒業展示会「挑戦」を2023年3月25日(土)から4月3日(月)まで開催いたします。本展は、SNSで10万フォロワーを超える人気作家を多数輩出している「コルクラボマンガ専科」初となる卒業制作展となります。
今回の展示会では、アワードなどの受賞経験豊富な作家陣の物語が、二次元から三次元の世界へと溢れだし、作品の「主人公」を通じて、物語が大冒険中なのか、あるいは小さな恋の始まりなのか、鑑賞者がどのような物語を想像するのかが注目です。展示では参加者と即興で物語を紡ぐカードゲームのほか、作家の制作現場が見られるライブペイントや水彩スケッチなどイベントも多数開催いたします。二次元の枠に留まらない創造の世界をぜひ、お楽しみください。アートディレクションは、世界10カ国13カ所のアートプログラムに参加の現代アーティストOuma(オーマ)が行います。
参加アーティストとイベント
みじんこ「インプロ × カードゲーム」
- 3月25日(土)15:30 ~ 17:30
- 同時参加人数:10人程度
参加者のみなさんと一緒に、オリジナルカードを使った即興演劇ゲームを行います。配られたカードに書かれた言葉を即興演劇をしながら他の参加者に当ててもらう協力型のコミュニケーションゲーム。相手の気持ちを推察することが必要なので、チームでのコミュニケーション力アップに役立つかもしれません。
花霞ぼたん「ライブペインティング!漫画家 生修羅場!」
7期の熱血漫画家、花霞ぼたんがリアルタイムでで原稿を描きあげるコルク版「漫勉」を披露。
- 4月3日(月)10:00~15:00
ハイハイミミ「実演!現場で水彩スケッチ」似顔絵&リクエスト
その場でモデルになってくれた方のリクエストや、似顔絵をスケッチ。
- 3月25日(土)15:00~16:00
- 4月3日(月)15:00~16:00
参加作家
みじんこ / Ouma(オーマ)
Ouma(オーマ)は、東京都出身、元獣医師。臨床医時代に 100 以上の動物の絵を家族に贈り、小さな絵に感動してもらったことをきっかけにアートの世界へ。アートを通じて、獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。2016年より Swatch Art Peace Hotel(上海)、ACCR - ODYSSEE ARTIST-IN-RESIDENCY PROGRAM 2018(フランス)、Danish Art Workshops(デンマーク)など世界 13 か所のアーティスト・イン・レジデンスに参加。世界各地を渡り歩いた経験をもとに、これまで考えてきた生命観を医療に結び付けた「社会治療」という概念を提唱。創作を通じて、人と社会の最適な関係性を模索している。
花霞ぼたん
花霞ぼたんは、埼玉県在住1972年生まれ。2022年50歳を機に創作漫画の持ち込みを始め、同年11月エッセイコミックにて漫画家デビュー。性別関係なく恋愛ものや、自分が変えられない特徴を愛し、肯定していく話を描く作家になりたいと語る。現在は暮らしニスタ (主婦の友社)にて「オタクなお宅」を連載中。
カゲワサビ
カゲワサビは、東京都在住、1995 年生まれの漫画描き。前職ではFP相談サービスのデザインを担当していたため、お金を題材にした漫画制作が得意。現在は主にエッセイマンガや広告漫画を制作中。 2022年10月にwithnews × コミチコラボ企画大賞を受賞。
ハイハイミミ
ハイハイミミは、千葉県在住、西川絵画教室主宰。武蔵野美術大学中退後、卵テンペラと油彩の混合技法を研究し、個展を中心に発表。もっと感情と物語がある絵を連作で描きたいと、「レ・ミゼラブル」の古い挿絵や舞台映像を大量に模写し、2016年に絵本・コミックに転向。主な作品は、フランス革命の舞台となった大広場「魅惑のパレ・ロワイアル」、車輪の下を原案にした「ハンスの夏休み」、牧場へ行こう!企画の「メイと牧場のどうぶつたち」、子どもショパンの伝記絵本「フリッチョの音遊び」など。現在、ぺンと水彩+デジタルの混合技法で「ショパン家の子どもたち」のマンガ版を制作中。歴史や雑学・人々の暮らしなど、知的好奇心あふれる楽しい物語を目指している。
宇宙宮エイミー
宇宙宮エイミーは、東京都出身・在住、フリーターをしながら漫画やイラストの制作をしている。2020年に「モーニングの読み切り枠、空いてますよ第2弾」で編集長賞を受賞。漫画は「生きる糧」をモットーに人を楽しませる漫画を描いて生きたいと語る。
イマトモ・ヒロ
イマトモ・ヒロは、茨城県出身・在住、1976年生まれ。2022年、唐突に一生、絵を描き続けることを決意。世界に溢れる真善美を、イラストや漫画で「見える化」し続けることをライフワークとしている。音や動き、感情を伝える絵画表現を模索。創作物と共感を通して、自分と世界をより素敵なものに変えていく。
陽気なおじさん
陽気なおじさんは、関西在住フリーのネーム作家。2021年7月から活動を始め、2022年3月にはGENSEKI公式コンテスト「新作短編小説イメージイラストコンテスト」にて特賞受賞。現在は「結婚って何なんですか?」「女神プロデュース」などのWEBTOON作品にも参加し、作品ごとに異なるスタイルを確立している。
松島菜摘
松島菜摘は、広島県出身、東京都在住。WEBTOON作品「生贄姫の毒は勇者の愛に溶かされて」のネーム制作を担当。現在はお仕事漫画の制作やネーム制作を行う。挫折からの成長を描くのが好きで個人連載や読切作品を制作中。
矢島碧入
矢島碧入は、東京都出身、在住。へたウマでゆるカワな絵柄と作風で創作マンガやエッセイマンガを作成しており、マンガ専科の卒業制作では特技の韓国語を生かした作品をダブル連載を行う。イラストやキャラクター作成も好きで、大学在学中に母校である中央大学のゆるキャラ「チュー王子」をデザイン。多くの在校生・卒業生に愛されている。
ふくのん
ふくのんは、東京都在住、元看護師。トキワ荘プロジェクトOB。家族との向き合い方をテーマにしたエッセイを描き、第14回新コミックエッセイプチ大賞1次審査通過。SNSとブログにて、イラストや漫画を更新中。
鈴木はぐ
会社員の漫画描き。ちばてつや賞72回にて入選「To:神様。」。第30回思い出食堂新人賞奨励賞を受賞。不定期連載中 / コルなどがある。
櫻木リト
櫻木リトは、代々木アニメーション学院金沢校卒、石川県在住。少女漫画誌での受賞、漫画家アシスタント経験がある。大阪のギャラリーIYNを中心に、展示会参加、個展を開催。2023年10月頃個展開催予定。アナログ作画で優しく温かい、心を癒せるような作風が特徴。
五月女夕希
五月女夕希は、B級漫画家 & 兼業占い師 & ヒーラー見習いで、2児の母。漫画家のゴーストライター経験がある。商業漫画では大島安希子で亀の漫画などを連載していた。65歳までに描きたいものを描ききりたいと考えている。
りょうさい
りょうさいは、東京都在住、漫画・コミックイラストをメインに創作活動を楽しむ。最近はサウナが気になっている。
「SHODO NEW WAVE」開催概要
会期 | 2023年3月25日(土)から4月3日(月)まで |
予約 | 2023年3月26日、4月2日は完全予約制 / 予約はTwitter@mijin_combiまで |
オープニング | 2023年3月25日(土)15:00 ~ 17:45 |
時間 | 10:00 ~ 18:00(3月25日は15:00 ~ 18:00、4月3日は16:00まで |
会場 | GARDE Gallery (東京都港区南青山5-2-1 ALLIANCEビル4F) |
入場 | 無料 |