障害のあるアーティストの才能を讃えるHERALBONY主催のアートプライズ
ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026」が、2025年11月2日に応募受付を締め切った。今回は世界77の国と地域から、総勢1,342名のアーティストによって、過去最多となる2,943点のアート作品が寄せられた。2024年に創設された本アワードは、障害のあるアーティストの創造性にスポットを当てた国際的なプラットフォームであり、今回で第3回の開催となる。2025年8月18日から始まった公募には、アメリカ、イギリス、フランス、ブラジル、南アフリカ、日本など、多様な文化背景をもつアーティストが参加。応募作品は、一次審査(画像)と二次審査(現物)を経て、グランプリ、審査員特別アワード、企業アワードが選出される予定となっている。
受賞作品およびファイナリスト作品を紹介する展覧会は、2026年5月30日(土)から開催を予定しており、障害とアートに対する社会的認識を更新する機会として注目が集まっている。
アワードの概要
HERALBONY Art Prizeは、障害のあるアーティストの表現を「異彩」として捉え、その価値を社会に提示することを目的に創設された。年齢や国籍を問わず、自由で独自の表現を募集し、世界中から高い評価を得ている。設立から2年間で72の国と地域から延べ4,500点以上の応募があり、多様性と創造性を可視化する国際的な賞として急成長している。本アワードは、単なるコンテストではなく、アーティストの長期的な活動支援を視野に入れており、受賞作品は企業との協業や商品化などにもつながる可能性を持っている。
アワード
- グランプリ(1名): 賞金 300万円
- 審査員特別アワード(各1名): 賞金 30万円
- 企業アワード(各社1名): 各協賛企業の事業・製品への採用の可能性あり
※受賞作品はヘラルボニーとのライセンス契約対象となる。
審査員
HERALBONY Art Prize 2026の審査には、国内外から文化・芸術分野の専門家が集まり、アーティストの発掘と評価を行う。
- 黒澤浩美(HERALBONY CAO)
- 日比野克彦(東京藝術大学長)
- Harriet Salmon(Creativity Explored アート・パートナーシップディレクター)
- Klaus Mecherlein(EUWARD アーカイブ/アウグスティヌム財団 キュレーター・ディレクター)
国境を越えた審査体制によって、より広範で公平な視点から作品が評価される。
ロゴと理念
HERALBONY Art Prizeのロゴは、「H」と「A」の文字をモチーフに、アーティスト一人ひとりに向けられるスポットライトを象徴している。創作によって舞台に立ち、新たな才能として羽ばたいていく希望が込められている。アートを通じて社会にインパクトを与え、障害という概念の枠を超える表現の可能性を切り拓く。それがHERALBONYの目指すビジョンであり、この賞の核心にある理念である。
ヘラルボニー
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のある作家のアートを知財(IP)として活用する事業を展開。2,000点以上の作品を管理し、アーティストに正当なロイヤリティを支払いながら、持続可能なビジネスモデルを構築している。自社ブランド「HERALBONY」の展開、企業との共創プロジェクト、社員研修プログラムなど多角的な活動を行い、アートを通じた新たな文化の創出に取り組んでいる。2024年7月には、パリに初の海外子会社「HERALBONY EUROPE」を設立。グローバルな視点から福祉と創造性の融合を推進している。

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