ピュ~ぴる「GODDESS(ゴッデス)」展

DIESEL ART GALLERYは、日本を代表する現代美術家ピュ〜ぴる(PYUUPIRU)による個展「GODDESS(ゴッデス)」を2019年11月22日から2020年2月13日まで開催する。ピュ〜ぴるは1974年東京都生まれ、90年代後半に作品の発表を開始し、横浜トリエンナーレ2005への参加を契機に現代美術家としての活動を開始した。ピュ〜ぴるはポートレイト作品や立体作品を中心に、ソフト・スカルプチュア、コスチューム・デザイン、キャラクター・デザイン、アート・ディレクション、執筆など多様な表現を行なっている。その活動範囲は現代美術にとどまらず幅広いジャンルに影響を与え、国内外で高く評価されている。

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GODDESS - HEL reviving the dead - 2019 © Pyuupiru

ピュ〜ぴるは「生と死」、「男と女」、「自己と他者」、「加害と被害」などの対立する概念を自らの身体と重ね合わせて昇華させ、作品として提示するピュ~ぴるの創作活動は、ジェンダーやセクシュアリティの垣根を超えた果てにあるべき高次の世界へと誘う。本展では、2010年より制作を開始した大作ポートレイトシリーズ《女神》に初公開の新作7点を加えた写真作品、大型彫刻作品、 未公開の関連作品を展示し、ピュ~ぴるが構想し夢想する《女神》の全貌を披露する。

プロフィール ピュ~ぴる

1974年東京都生まれ。東京都在住。10代の頃に独学で洋裁を始め、1997年頃から自らが纏う為に裁縫やニッティングを繰り返すことで造り上げる造形的コスチュームを制作するようになる。ABSOLUT VODKAワールドキャンペーンにモデルとして起用されるほか、NYのカルチャー誌『ペーパー・マガジン』やイタリア版『VOGUE』にも作品が掲載され、国内外から注目を集める。2003年に初個展「PLANETARIA」を開催。横浜トリエンナーレ2005をきっかけに本格的に現代美術家として活動を始める。オランダの世界的美術館ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に初期の代表作でもある「PLANETARIA」が収蔵されている。創作活動に加え、読売新聞夕刊のコラム連載、松永大司監督によるドキュメンタリー作品『ピュ~ぴる』(2011年)が世界各地の国際映画祭に招待され、その生き様や才能が絶賛される。豊田利晃監督による『モンスターズクラブ』(2012年)に役者としても出演等、その表現の世界は領域を超えて国内外で広がりをみせている。

展示情報

展示会名GODDESS(ゴッデス)
会期2019年11月22日〜2020年2月13日
会場DIESEL ART GALLERY
住所東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
電話番号03-6427-5955
開館時間11:30 - 21:00
休館日不定休