工場文化と創造力が交差する公募型アートアワード ものづくりの現場から次世代の才能を発掘
友安製作所がクリエイティブ監修を手がけるオープンファクトリープロジェクト「FactorISM」は、2025年も「端材×アート」の実験プロジェクト「LIVEISM」の一環として、「FactorISM ART AWARD 2025」を開催している。まちこうばで生まれる端材と企業文化、職人の想いを「五感」という共通テーマでアートへと昇華させる本アワードは、関西イノベーションセンターとの共催により、地域・企業・作家をつなぐ試みとなる。作品募集期間は2025年7月21日(月)まで延長され、国内外からの応募が可能(日本国内での制作・調整が必要)。使用する素材には企業の端材を取り入れ、その企業の物語や文化を表現することが求められる。
審査は7月下旬の一次審査を経て、最終審査が10月24日(金)に実施され、入選作品は10月15日から26日まで、FactorISM参加企業の工場敷地内に展示される。グランプリには50万円、その他審査員特別賞(10万円×4)、オーディエンス賞(5万円)も用意されている。
審査員プロフィール
- 木ノ下智恵子(大阪大学21世紀懐徳堂 准教授):文化政策・メディア論の研究者。アートを媒介とした社会実験に関心を持つ。
- 小西利行(POOL inc. クリエイティブ・ディレクター):企業ブランディングから地域創生まで手がける言葉のプロフェッショナル。
- 齋藤精一(パノラマティクス主宰):空間・都市・アートの境界を越えて活動するクリエイティブディレクター。
- 松尾泰貴(友安製作所 執行役員/FactorISM統括プロデューサー):デザインと社会をつなぐプロジェクト設計を多数手がける。
関連プロジェクト LIVEISM 活動例
- 「大阪・関西万博」端材を使用したテーブルと椅子をCo-Design-Challengeに出展
- 「Osaka Art & Design」端材アート作品を近鉄百貨店内で展示
主催団体
- 関西イノベーションセンター(MUIC Kansai):三菱UFJフィナンシャル・グループが設立。関西経済の活性化と大阪・関西万博の成功を目指す。
- FactorISM(ファクトリズム):「こうばはまちのエンターテインメント」を掲げるオープンファクトリープロジェクト。地域の町工場と一般をつなぎ、ものづくりを体験する文化祭。
- The Chain Museum:アートと生活の接点を創出するアート・コーディネーション企業。「ArtSticker」などを運営。
- 友安製作所:インテリア・エクステリア・DIY商材の販売を行うメーカー。大阪府八尾市に本社を構える。
「FactorISM ART AWARD 2025」開催概要
| 応募期間 | 2025年5月2日(金)から7月21日(月)まで |
| 展示期間 | 2025年10月15日(水)から10月26日(日)まで |
| 展示会場 | FactorISM参加企業の工場敷地内 |
| 応募方法 | https://tinyurl.com/44vtee37 |

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