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アルネ・ヤコブセン デザインの名作「グランプリチェア」がワイナリーとのコラボで新たなアート作品に

デンマークの家具ブランド、フリッツ・ハンセンとオーストリアのワイナリー、Gut Oggau(グート・オッガウ)がコラボレーションし、赤ワインで染めた4脚のグランプリチェアのアート作品が誕生した。コラボレーションモデルによって誕生したアート作品は、コペンハーゲン、ソウル、東京の3都市で発表される。ワインとチェアはいずれも非売品だが、一部の店舗ならびに上記の都市で開催されるイベントを通じて鑑賞することができる。東京では2021年12月11日(土)から23日(木)の期間に、 直営店FRITZ HANSEN TOKYOにて展示を行う。adf-web-magazine-fritz-hansen-gut-oggau-3

アルネ・ヤコブセンがデザインしたグランプリチェアは、フリッツ・ハンセンによって1957年にコペンハーゲンのデザインミュージアム・デンマークにて初披露された。その後、グランプリチェアはミラノ・トリエンナーレに出品され、もっとも栄えあるグランプリを受賞。今回のコラボレーションから生まれたグランプリチェアは、多彩な赤のシェードをまとったウッドベースのモデルとなっている。adf-web-magazine-fritz-hansen-gut-oggau-4adf-web-magazine-fritz-hansen-gut-oggau-2

コラボレーションモデルの発表を記念して、グート・オッガウは世界限定120本の赤ワインを生産。各ボトルを飾るのは、グート・オッガウのワインラベルに描かれている印象的な顔のアートを制作しているのJung Von MattValdによる、グランプリチェアのオリジナルラベル。これらのボトルには、フリッツ・ハンセンとグート・オッガウが分かち合う自然と職人技への敬意が込められている。adf-web-magazine-fritz-hansen-gut-oggau-5

Gut Oggau(グート・オッガウ)について

2007年創業のオーストリアのブドウ園兼ワイナリー。バイオ・ダイナミック農法(自然派ワイン造りの手法のひとつ)を用いて土壌と葡萄の両方を徹底してケアしている。生命のバイタリティを称えると同時にテロワールならではの表現を体現するワインをつくり続けている。