アーティスト 田島大介の初の画集刊行記念展が銀座蔦屋書店にて開催

GINZASIXの銀座 蔦屋書店にて、アーティスト・田島大介の初の画集『超越界限 DAISUKE TAJIMA BEYOND THE LINES』(青幻舎)の刊行記念展が、2022年12月14日(水)から2023年1月16日(月)まで開催される。店内・アートブックフロアにて、サイン入作品集と田島大介の作品の展示・販売が行われる。adf-web-magazine-ginza-tsutaya-daisuke-tajima-beyond-the-lines-1

刊行記念展について

1993年生まれ、奈良県出身のアーティスト、田島大介。日本の大学で彫刻を学び、台湾へ留学したのち、台湾や香港などアジア圏を中心に活動を展開している。浦沢直樹や大友克洋など、1990年代以降の日本の漫画やアニメーション、映画に影響を受けて磨かれていった自身のイマジネーションと、台湾や香港で実際に体験した風景の記憶を組み合わせ、超細密な線を駆使して架空の都市を描き出す。

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タイトル|Bite Them Back、サイズ|727×606mm、素材|紙にインク、制作年|2021

ペンとインク、紙を用いて描かれるアグレッシブな線が縦横無尽に疾走し、人の姿が排除され、ビルが主役となり増殖する都市空間は、想像と現実、デジタルの視覚体験と肉筆、国と国、過去と未来など、様々な境界を横断し、鑑賞者にとって現実とは違ったある種の安らぎを与える、一つのメタバース(=仮想空間)として機能する。

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タイトル|Untitled、サイズ|333×242mm、素材|紙にインク、制作年|2022

今回は、田島大介の待望の初画集『BEYOND THE LINES / 超越界限』の刊行を記念した作品展示となる。サイン入作品集と、紙とインクで描かれる原画作品に加え、銅版画も販売予定。

画集について

アーティスト、田島大介の初めての作品集。幼少期に観たアメリカの S F 映画や日本のアニメーションからの影響と、 台湾や香港、中国大陸へと自らが旅を通して得た記憶を原動力に、ペンとインクを駆使して描かれる巨大なキャンバスを埋め尽くす高層ビル群。高密度なモノクローム空間は工業的で無感情なものだけが存在できる超現実世界が描かれる。

『超越界限 DAISUKE TAJIMA BEYOND THE LINES』

  • 定価|税込5,500円
  • ISBN|978-4-86152-902-3 C0071
  • 仕様|A4変形(297×364 mm)、94ページ、並製
  • 発売日|2022年11月9日(水)

販売について

作品:銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて、12月14日(水)10時30分より販売開始

書籍:サイン本 銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて、12月14日(水)10時30分より販売開始。通常本 銀座 蔦屋書店店頭にて販売中。

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『超越界限 DAISUKE TAJIMA BEYOND THE LINES』

田島大介 プロフィール

1993年奈良県生まれ。日本の大学にて彫刻を学んだ後、台湾へ留学。自らの想像と、台湾や香港、中国大陸を旅して得た記憶を組み合わせて作品を制作している。現在は台灣や香港を拠点に、アジア圏を中心に活動を展開中。主な個展に、2017年「Flying Above Forced Isolation」Above Second(香港), 2020年「This is My Territory」ex-chamber museum(東京),グループ展に、2017年 「VOCA展」上野の森美術館(東京), 2019年「Extra City+」Der-horng Art Gallery(台南), 2020年「CONNECTIONS」 Over the Influence HongKong(香港)。

田島大介画集『超越界限 BEYOND THE LINES』刊行記念作品展 開催概要

会期2022年12月14日(水)〜2023年1月16日(月)※最終日17時まで
会場銀座 蔦屋書店 アートブックフロア(GINZASIX 6F)
特集サイトhttps://bit.ly/3iMjhXN