小規模ながらも密度の高い展示
資生堂アートハウスで収蔵品を多岐にわたって紹介する展覧会「資生堂アートハウス2024展覧会」が開催される。2024年の開館期間を前期と後期に分け、前期展は2024年3月1日(金)から6月1日(土)までの開催。後期展は2024年9月5日(木)から11月23日(土・祝)までを予定している。
前期展のメインとなるのは、日本画、洋画、現代美術と多分野の工芸品を取り合わせた「春の絵画と工芸 -詩歌と共に-」。初春から晩春の事物に題材を採った美術品に、春を詠った国内外の詩歌を取り合わせて紹介し、古(いにしえ)より文学と密接に寄り添ってきたわが国の芸術の伝統を現代に再現する。出品作家は具象絵画の13名のうち文化勲章受章者が9名、また工芸では9名全員が人間国宝(重要無形文化財保持者)で、小規模ながらも密度の高い構成となっている。
この他には、2015年から2023年にかけて資生堂アートハウスで開催された「工藝を我らに」から作品を選りすぐって再構築した「工藝を我らに セレクション2024-春から夏へ-」。さらに、写真を中心にさまざまな芸術活動を繰り広げたマン・レイの貴重なオリジナルプリントを含むポートレートとオブジェを展示する「マン・レイ展 -ポートレートを中心に-」も同時開催される。
「資生堂アートハウス2024展覧会 前期展」開催概要
会期 | 2024年3月1日(金)~6月1日(土) |
時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 日・月・火・水曜日(祝日の場合も休館) |
会場 | 資生堂アートハウス |
料金 | 無料 |
URL | https://tinyurl.com/4d76n37h |