「身体」をテーマとするコレクション展

コレクション2 身体———身体」が国立国際美術館で2024年2月6日(火)から5月6日(月・休)まで開催中。20、21世紀を代表する美術家ルイーズ・ブルジョワの作品《カップル》(1996年)を国内初公開するほか、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、石川真生、鷹野隆大、加藤泉の作品など近年の新収蔵品を紹介している。アートにおいて表現およびその行為と切り離せない主題であり続けてきた「身体」、加えて現代社会においては他者との関係性や生と死をめぐる問題などにもかかわる「身体」を、展示を通してあらためて捉え直している。

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また、本展では国立美術館巡回展への貸出のため長らく展示が叶わなかったポール・セザンヌやパブロ・ピカソらの作品や、休館中に実施した画面クリーニングに伴い一時的にB2階へと移動した高松次郎の《影》が、いつもより広々とした空間で下絵や関連素描とともに展示される。

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ブブ・ド・ラ・マドレーヌ《人魚の領土-旗と内臓》2022年 撮影:鐘ヶ江歓⼀ 画像提供:オオタファインアーツ ©BuBu de la Madeleine

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鷹野隆大《ヨコたわるラフ(1999.09.17.L.#11)》1999/2020年 ©Ryudai Takano, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

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加藤泉《無題》2019年 展示風景「加藤泉ーLIKE A ROLLING SNOWBALL」(原美術館、2019年)より Photo: Yusuke Sato ©2019 Izumi Kato Courtesy of the artist and Hara Museum ARC

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高松次郎《影》1977 年 撮影:福永一夫 ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

出品作家

ルイーズ・ブルジョワ / ポール・セザンヌ / パブロ・ピカソ / マルセル・デュシャン / マン・レイ / マックス・エルンスト / ジャン・フォートリエ / ジャン・デュビュッフェ / ジャン(ハンス)・アルプ / オシップ・ザッキン / アルベルト・ジャコメッティ / アンディ・ウォーホル / ヴィレム・デ・クーニング / ジョージ・シーガル / 草間彌生 / ニキ・ド・サンファール / 三島喜美代 / リンダ・ベングリス / イケムラレイコ / シェリー・レヴィ―ン / レイチェル・ホワイトリード / キキ・スミス / 塩田千春 / 藤田嗣治 / 鷹野隆大 / オルラン / 馬六明(マ・リューミン) / 加藤泉 / アドリエナ・シモトヴァー / ミリアム・カーン / 石川真生 / やなぎみわ / フェリックス・ゴンザレス=トレス / ブブ・ド・ラ・マドレーヌ / 高松次郎 / ヘンリー・ムア / マリノ・マリーニ / ジョアン・ミロ / アレクサンダー・コールダー / 須田悦弘 / マーク・マンダース

「コレクション2 身体———身体」開催概要

会期2024年2月6日(火)~5月6日(月・休)
時間10:00~17:00、金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
会場国立国際美術館 地下2階展示室
休館日月曜日(ただし、2月12日(月・休)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館し、2月13日(火)は休館)
料金一般430円ほか
主催国立国際美術館
URLhttp://tinyurl.com/2k82v3u5